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‘台風商社’ イ・ジュンホ、転がり、立ち向かい、耐え抜く…本当の社員モード ON

Miji Kim
入力 : 
2025-10-18 10:39:32
‘台風商社’. 写真|tvN
‘台風商社’. 写真|tvN

‘台風商社’のイ・ジュンホは華やかな‘アプストリートボーイズ’で生地を守るために走り回り、転がる‘アスファルトの男’になる。

tvNの土日ドラマ‘台風商社’(演出 イ・ナジョン・キム・ドンフィ、脚本 チャン・ヒョン、企画 スタジオドラゴン、制作 イマジナス・スタジオPIC・トリスタジオ)で、名品シャツにブリッジヘアをなびかせながらアクスジョンを駆け回っていたカン・テプン(イ・ジュンホ)は、そこで一番人気の‘アプストリートボーイズ’のリーダーだった。

ナイトクラブに行けば‘584486(オッパ、死ぬほど愛してる)’や‘17171771(I love you)’のようなピピメッセージが溢れるほど人気絶頂だった時代、ダンスならダンス、歌なら歌、花なら花、どこにいても中心に立っていた。テプンはまさに輝いていた青春だった。

しかし、IMFの通貨危機を迎え、すべてが変わり、テプンは父カン・ジニョン(ソン・ドンイル)の26年を守るために台風商社に入社し、そこで社員になった。そうして大方繊維の納品現場に行った彼は、本能的に未遂の危険を感じ取った。30年以上の会社にしては、父のオフィスで感じた‘時の汚れ’が全くなかったからだ。

きれいに空っぽになった書類棚と抜かれた電話線、過度に整頓された空気の中で、テプンは不吉な予感を振り払うことができなかった。それにすぐに生地を積んだ貨物トラックを止めるために全力で駆け出し、ついにはその前に寝転がるという気概まで見せた。

会社を守るためならどんな危険も冒すという彼の切実な眼差しには、もはや‘アクスジョンのナラリ’ではなく、台風商社の‘本当の社員’になろうとする意志が強く表れていた。そのようなテプンの顔の上に舞い散った花びらは、亡くなった父カン・ジニョンの言葉のように“実を結ぶために最善を尽くして勝っている”ことを思い起こさせ、テプンの熱い生存記、その序幕を開いた。

‘台風商社’. 写真|tvN
‘台風商社’. 写真|tvN

18日に放送される第3話では、貨物トラックを止めたテプンの選択の後、彼が直面する‘台風の夜’が展開される。公開されたスチルカットでは、真冬の夜、納品を止めた生地のそばを守っているカン・テプンの決意を事前に垣間見ることができる。パディング一枚に身を縮め、生地をしっかり抱きしめている彼は、寒さも阻めない熱い責任感と“誰にも持っていかせない”という決意で燃え上がっている。

特に顔にできた傷跡と乱れた姿は、その夜がどれほど荒々しく激しかったかを想像させる。

別のスチルでは、落ちる生地を全身で支えており、まさにあちこちで転がり、ぶつかる‘台風の夜’を予告している。果たしてテプンがこの厳しい夜をどう耐え抜き、生地を無事に守れるのか、視聴者の好奇心と期待が高まっている。

制作陣は“テプンは危機の前でも絶対に退かない。‘アクスジョンのナラリ’から‘本当の社員’モードをオンにしたテプンが、台風商社の生死がかかっている高級輸入生地を最後まで守れるのか、‘台風の夜’を共に応援しながら見守ってほしい”と伝えた。

‘台風商社’第3話は今日(18日)午後9時10分にtvNで放送される。

[キム・ミジ スタートゥデイ記者]

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