「ココム」が13歳の女の子を性暴力で殺害したキム・ギルテの心神喪失減刑を扱う。
2日に放送されるSBSバラエティ番組「尾を引くその日の話」(以下「ココム」)は「キム・ギルテと暗黒大王」編で構成され、女の子を性暴力で殺害した後、水タンクに遺棄した凶悪な殺人犯キム・ギルテ事件を掘り下げる。
2010年、ボイラー用水タンクから行方不明になった13歳の女の子の遺体が発見され、釜山一帯が衝撃に包まれる。遺体からはキム・ギルテのDNAが検出されたが、逮捕されたキム・ギルテは「私がそんなことをするわけがない」「酔っ払っていて記憶がない」と言い訳を始める。
ついには「私は暗黒大王に侵食されている」と奇妙な言葉をためらわずに口にすると、シン・ソユルは「狂ってる、狂ってる」と怒りを抑えきれずに大きなため息をつく。また、キム・ギルテは精神治療の記録と心神喪失を理由に減刑を主張し、話を聞いていたシン・ソユルは「絶対にダメだ」と叫ぶに至る。
最近、キム・ギルテ事件だけでなく、チョン・ユジョン事件、インチョンの教員銃器事件、ミョン・ジェワン教師の小学生殺害事件の加害者たちも心神喪失を主張していた事実が明らかになると、チョ・ウジンは「誰のための判決なのか疑問だ」と憤りを吐き、キム・ギバンは「我が国は心神喪失に対してあまりにも寛大だ。最悪だ、最悪」と苦々しさを隠せない。
さらに、事件当時のキム・ギルテの供述音声ファイルが初めて公開されると伝えられ、音声ファイルにはどのような内容が含まれているのか、キム・ギルテが主張する「暗黒大王」の正体は何なのか、「ココム」本放送で確認できる。
「ココム」は3人の「語り手」が自ら学び感じたことを各自の「物語の友」に、最も日常的な空間で1:1で伝えるプログラムで、毎週木曜日午後10時20分に放送される。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]