
俳優チェ・ソンウンが‘最後のサマー’のソン・ハギョンキャラクターを表現するためのキーワードを自ら選んだ。
KBS2の新しい土日ミニシリーズ‘最後のサマー’(演出:ミン・ヨンホン、脚本:チョン・ユリ)は、幼い頃からの友人である男女がパンドラの箱の中に隠された初恋の真実に直面することで展開されるリモデリングロマンスドラマである。
チェ・ソンウンは、長い間住んでいた町パタンミョンを離れたい建築職公務員ソン・ハギョン役を務め、初めてKBSのホームドラマに登場する。ハギョンは2年前のある事件をきっかけに疎遠になったバク・ドハ(イ・ジェウク分)が‘パタンミョン’に戻ってくることで混乱を経験する人物である。複雑なソン・ハギョンキャラクターの物語に対する視聴者の好奇心が高まる中、チェ・ソンウンは作品に対する真摯な思いを明らかにした。
‘最後のサマー’を選んだ理由についてチェ・ソンウンは“ささやかで温かい物語とその中に含まれている関係が魅力的に感じられた。ソン・ハギョンキャラクターは多くの方々が私に見たことのない部分がある人物なので選ぶことになった”と伝えた。
チェ・ソンウンは“ソン・ハギョンキャラクターは大切な人ほどより親しみを持って接するのが難しい人である。また、しっかりしていて人生に対する意欲も満ちているため、ほとんどのことをうまくやり遂げる”と解釈しながらも、ソン・ハギョンのキーワードを‘栗のイガ’、‘緑’、‘木’と挙げた。
続けて“ハギョンは外見は鋭く尖っているが、中にはしっかりとした栗が入っている栗のイガのような人である。緑のようにいつも元気が溢れ、木のように黙々と立っていて、時には孤独に見えることもあるが、周りに多くのものを与えたいと思っている人物”と説明した。
チェ・ソンウンは‘最後のサマー’をイチジクに例えた。その理由について“私が一番好きな夏の果物はイチジクである。自然にイチジクを売り始めると夏が来るのを感じるように、この作品が夏を自然に思い起こさせるドラマになればいいと思う”と作品に対する特別な愛情を示した。
チェ・ソンウンは“冬にお会いする‘最後のサマー’視聴者の皆さんに寒い冬を少しでも溶かすことができる話になればいいと思う。たくさんの期待をお願い申し上げます”と視聴者への挨拶も忘れなかった。
‘最後のサマー’は11月1日午後9時20分に初放送を控えている。
[ヤン・ソヨン スタートゥデイ記者]