
“噂を聞いていないのか、俺が新社長だ。新社長!”
‘新社長プロジェクト’のハン・ソクギュは、初放送から‘狂気’を抱えた新社長に完璧に変身し、家庭劇場に生き生きとした楽しさを提供した。
先日15日に初放送されたtvNの月火ドラマ‘新社長プロジェクト’(脚本:バン・ギリ、演出:シン・ギョンス、企画:スタジオドラゴン、制作:ドゥフレーム)は、元レジェンド交渉家で現チキン店社長の神秘的な秘密を持つ新社長(ハン・ソクギュ役)が、手法と法を行き来しながら事件を解決し、正義を実現する紛争解決ヒーロードラマである。
存在自体がジャンルである俳優ハン・ソクギュのtvN入城作品であり、‘根深い木’、‘秘密の扉’に続いてハン・ソクギュと三度目の呼吸を合わせるシン・ギョンス監督の演出作品として放送前から注目を集めた。
初回では、新社長がキム・サングン(キム・サンホ役)の指示を受けて新入首席判事チョ・フィリップ(ペ・ヒョンソン役)をチキン店のアルバイトに引き渡し、カン・チュンジョッカル商人たちと放送局の双方の仲裁交渉を担当する姿が描かれた。
この過程で、法を無視して事件を掘り下げる新社長が怪しい背後勢力の手下たちに追われる姿がスリリングなアクションで描かれ、視線を引きつけた。
配達アルバイト生シオン(イ・レ役)のバイクに乗ってスリリングな逃走劇を繰り広げる姿や、鉄道の上でトラックの間に閉じ込められた新社長とチョ・フィリップがなんとか抜け出すシーンは、初回から圧倒的なスケールを見せた。

特に初回の終わりに死の危機を乗り越え、鉄道に横たわり“噂を聞いていないのか、俺が新社長だ”と叫ぶ狂気の姿は、ハン・ソクギュの復帰を大々的に知らせ、今後の展開への期待感を高めた。
初回の視聴率は全国家庭平均5.9%を記録し、2025年tvN月火ドラマの初放送の中で最も高い数値で快調なスタートを切った。また、tvNのターゲットである2049男女視聴率でもケーブル及び総合編成チャンネル、全チャンネルで同時間帯1位に上り、人気を証明した。(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)
視聴者の反応も熱かった。ネットユーザーたちは各種コミュニティやSNSなどで“コメディ演技の達人が帰ってきた”、“ハン・ソクギュの口から‘セクシーフード’を聞けるなんて”、“やはり‘信頼できる俳優’ハン・ソクギュ”、“初回からスケールが半端ない”、“初放送から良い出来だ”などの肯定的な反応を寄せた。
‘演技の巨匠’ハン・ソクギュとトレンディなtvNの出会いで話題を集めた‘新社長プロジェクト’が順調なスタートを知らせた。とりあえず初回は迅速な展開を描いた演出力とストーリー、俳優たちの呼吸まで高評価を受けた中、紛争解決と交渉というキーワードを前面に出したストーリーがどのように視聴者を引きつけるのか注目される。
‘新社長プロジェクト’は毎週月曜日と火曜日の午後8時50分に放送される。
[キム・ミジ スタートゥデイ記者]