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10年ぶりのドラマが登場…マ・ドンソクが描く東洋ヒーロー物語「トゥエルブ」 [総合]

Seunghun Ji
入力 : 
2025-08-20 12:23:16
マ・ドンソク。写真|カン・ヨングク記者
マ・ドンソク。写真|カン・ヨングク記者

「トゥエルブ」が東洋のスーパーヒーロー物語の新たな歴史を刻む。その先頭に立つのは、マ・ドンソクという「成功保証証」である。

20日、ソウル中区のチャンチュンドン2街に位置するアンバサダープルマンソウルで、KBS2の新しい土日ミニシリーズ「トゥエルブ」の制作発表会が行われた。イベントにはマ・ドンソク、パク・ヒョンシク、ソ・イングク、イ・ジュビン、カン・ミナ、ソン・ユビン、アン・ジヘ、台湾出身のレジーナ・レイ、カン・デギュ監督、ハン・ユンソン監督が出席した。出席予定だったコ・ギュピルは健康上の理由で欠席した。

東洋の12支神をモチーフにしたシリーズ「トゥエルブ」は、人間を守るために人間の姿で生きる12人の天使たちが悪の勢力に立ち向かう戦闘を描いたアクションヒーロー物である。Kアクションヒーロージャンルの新たな指標を狙っている。

「トゥエルブ」出演者。写真|カン・ヨングク記者
「トゥエルブ」出演者。写真|カン・ヨングク記者

マ・ドンソクはこの作品の制作初期から直接参加し、物語を完成させるために先頭に立った。彼は「ハン・ユンソン監督と共に初めから文章を書きながらやり取りをした。東洋の12支神をモチーフにしたアクションヒーロー物を作りたいという趣旨で始まった」と述べ、「ずっと前から東洋の色が込められたヒーロー物をやりたかったし、韓国的な魅力を表現したかった」と語った。

続けて「独創的な素材だと思った。これを基にスーパーヒーロー物を作れば、韓国的でありながらも世界的に共感を得られるのではないかという考えで準備を始めた」と作品を紹介した。カン監督も「12支神を中心にストーリーに整合性を持たせることが重要だった。ドラマの全キャラクターのアクションバランスをうまく調整することに重点を置いた」と説明した。

劇中、マ・ドンソクは虎の力を持つ天使であり、12人の天使のリーダーであるテサン役を務める。昔、悪の勢力との戦闘で家族のような仲間を失った痛みを抱えながら、人間の世界で静かに生きている人物で、強靭な外見の中に深い喪失感と責任感を持っている。

マ・ドンソクは劇中ではリーダーだが、撮影現場ではそうではないと言った。彼は「人柄が皆素晴らしく、演技も上手なので現場がとても楽しかった。ドラマの撮影が大変なはずなのに、非常に楽しく撮影した。この俳優たちが頻繁に集まる機会があればいいなと思った」と願った。

パク・ヒョンシクは「素材が興味深くて新鮮だった。非常に合う俳優たちがキャスティングされたと思うので、挑戦してみたい気持ちが湧いた」と出演理由を明かした。ソ・イングクも「マ・ドンソクと久しぶりに一緒にできて良かったし、素材が興味深かった。12支神、動物の形をしたキャラクターという点が、これまで見たことのない新鮮なアクションシーンを見せられるのではないかと期待した」と語った。イ・ジュビンも「ファンタジーヒーロー物が好きで、ワクワクしながら撮影した。特にマ・ドンソク先輩が一緒にやろうと言ってくれたので、一緒にできた」と出演理由について語った。

マ・ドンソク、パク・ヒョンシク。写真|カン・ヨングク記者
マ・ドンソク、パク・ヒョンシク。写真|カン・ヨングク記者

数千年前、8人の天使たちは壮大な戦闘の末に4人の天使を失ったが、ついに地獄の扉を封印し、世界に平和をもたらした。その日以来、地獄の扉に特別な能力を共に封印したまま人間の姿で地上に残った天使たちは、長い年月、言葉にできない波風を耐えながら黙々と人間のそばを守ってきた。人間たちの終わりのない利己心と仲間を失った自責の念にもかかわらず、世界を守ろうとする彼らの決意は揺らぐことがなかった。

平和な人間の世界で「エンジェルキャピタル」を運営し、悪い人間たちから善良な人々を守る生活を送っている。二度と人間の世界に関与しないと誓ったが、悪の力が再び顔を出すと、彼らは決断を下し立ち上がる。彼らが巨大な危機をどのように乗り越えていくのか、興味が高まる。

このようにドラマは多彩なストーリー構成のシーンで満ちている。圧倒的な雰囲気とパワフルでありながらも感情が伴った作品で、視聴の楽しさを倍増させる予定である。

これに関連して、ドラマの中で音楽の役割が重要だった。ソ・イングクは直接音楽監督として参加したと明かし、「ドラマに音楽監督として初めて参加することになった。総括音楽監督の作業室に行って、一緒に相談した。あのシーンにはこの音楽が良いと思い、内部でのフィードバックを聞きながら修正していった」と語った。

続けて「監督と一緒に試みたかったことがあった。12支神の内容で、面白いキャラクターが分布しているので、荘厳な音楽を入れたかった。またキャラクターたちがキビキビしているので、サイバーパンク的な感じを加えた。さまざまな音楽ジャンルと共にドラマ作品を楽しむことができる」と期待感を高めた。

その他にも、ソ・イングクはキャラクターを消化するためにパルクールを別に学んだと明かし、注目を集めた。彼は「メンバーごとに動物キャラクターが決まっているので、動物の形をしたアクションを見せたいと思った。自分が担当する猿だけの独自のアクションを作りたい」と特別な努力を伝えた。

ソ・イングクは劇中で猿の天使であるウォンスン役を演じる。ウォンスンは12人の天使の中で最も敏捷で機敏な動きが自慢の天使で、テサンの後を継いで大将になりたいという大きな夢を持っている。単純に見えるが、義理と責任感は確かな人物である。

ソ・イングク。写真|カン・ヨングク記者
ソ・イングク。写真|カン・ヨングク記者

マ・ドンソクは「登場人物が多いため、物語を作るのに時間がかかった。長い呼吸で進めると言ったとき、どのタイミングでアクションが出るべきかシミュレーションをたくさんした」と語った。続けて「ファンタジー企画をしてから長い時間が経ったが、時代に合わせて何度も修正してきた。後半に行くにつれて、もっとファンタジーの感じが出ると思う」と説明した。

マ・ドンソクは、2016年に放送されたOCNドラマ「38師機動隊」以来、約10年ぶりにドラマに戻ることになった。彼は久しぶりにドラマ界に戻る理由について「タイミングが今やっと合っただけで、特別な理由はない」と短く答えた。

そしてドラマの視聴率目標については「きれいに見てほしい」と言い、笑いを誘った。「38師機動隊」で共演したソ・イングクも「当時のケミがとても良く、その感覚をまた得たいと思っていたが10年かかった。視聴者もきれいに見てくれるのではないかと思う」と期待感を高めた。

最後に制作陣は「緊張感と迫力のあるアクションがたくさん詰まっている。今夏、爽快なカタルシスを感じることができるだろう。爽やかな思い出になればいい」と視聴を呼びかけた。

世界の平和をかけて戦う善と悪の地上最大の戦闘を描くアクションヒーローシリーズ「トゥエルブ」は、23日午後9時20分にKBS2で初放送される。放送直後にはディズニープラスを通じて全世界の視聴者とも出会うことができる。

[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]

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