
俳優リュ・スヨンがデビューの過程を振り返った。
14日に放送されたKBS2 ‘屋根部屋の問題児たち’にはリュ・スヨンがゲストとして出演した。
この日、リュ・スヨンは大学時代に奇術をしていたと話し、“火を吹いたり、腹の上に石を置いて割ったりしていた。私は双節棍担当だった”と語った。
リュ・スヨンは“最初は自分の意志とは関係なく、未来も知らずに演劇サークルに入った。演劇サークルの扉を開けたら、長いテーブルに女性の先輩たちが座っていた。一斉に私を見て‘ここにいてはいけない’という思いがした”と話した。
続けて“次に入ったのが伝統武道サークルだった。扉を開けて入ったらイ・スンユンが‘全武道に入ったのか’と言った。入るときに振り返ったら、扉に三節棍がかかっていた。面白そうだと思った。しかしその日すぐに灯油で火を吹く練習をした”と笑いを誘った。
リュ・スヨンは奇術ショーで‘キャンパス映像歌謡’に出演して優勝したが、それがデビューのきっかけではなかった。その後‘真実ゲーム’に偽ダイエッターとして出演したリュ・スヨンは“演技をしなければならなかった。しかし台本通りだけでは面白くないじゃないか。台本の流れだけを知って即興で演技をした。やってみたら楽しかった。全部騙してしまった”と笑った。
リュ・スヨンは“学校生活をしていると‘セ友’を制作したところでパイロットとしてシットコムを作る新人を募集していた。私にも連絡が来た。アルバイトをしている途中でカメラテストを受けに行ったら選ばれた。放送を見て連絡をくれたと言った”と話した。
続けて“実際にやってみると台本の量も多くて簡単ではなかった。その時から勉強するように色々調べて、よくわからない時は怒られた。そうして2話を撮ったが‘これが何だ’と物足りなさが残った”と言った。
そして“だから最初からまた端役から始めようと思った。端役で入って6時間待って腕だけ出てきたこともあった。そうして1年を過ごした。その後、日々のドラマから連絡が来て本格的に役ができるようになった”と付け加えた。
[イ・セビン スタートゥデイ 客員記者]