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“生き埋めの可能性あり”...‘ウンアムドンの怪談’の解剖結果に衝撃(‘ココム’)

LEE Dakyum
入力 : 
2025-08-01 07:40:54
‘ココム’. 写真lSBS
‘ココム’. 写真lSBS

‘尾を引くその日の話’(以下‘ココム’)で、住民を衝撃に陥れた‘ウンアムドンの暗埋事件’が夏特集の恐怖編として放送された。

先月31日に放送されたSBSのバラエティ番組‘ココム’では、‘地下室の女性–ウンアムドンの怪談’をテーマにミュージカル俳優のチェ・ジョンウォン、ホン・ジミン、イ・ヒョヌがリスナーとして登場した。

この日の放送は2002年、ソウルのウンピョング区ウンアムドンの多世帯住宅の地下室から始まった。建物のオーナーであるチャン氏は、空いていた地下室をワンルームに改造するために作業員のキム氏と内部を点検していると、階段下の倉庫でセメントで覆われた構造物を発見した。

トイレ工事の障害となった構造物を撤去しようとした瞬間、電動ドリルを当てると悪臭と共にハエの群れが押し寄せ、厚いビニールの中から黒い物体が現れた。ビニールが破れたことで現れたのは遺体だった。イ・ヒョヌは「私は気絶しただろう」と言い、「異常だ」と驚愕した。

現場に出動したソウル西部警察署のキム・ジョンヒョン班長によると、遺体は女性と推定され、厚い冬のコートを着たままだった。形はまるでミイラのように乾燥していた。腐敗はほとんどなく、遺体はセメントと砂で完全に密封されていた。ホン・ジミンとイ・ヒョヌは「とても恐ろしい」と口を閉ざせず、チェ・ジョンウォンは「怒りが湧く。誰かの母親か妻かもしれない」と怒りを表した。

過去10年間、この地下室の入居者たちに奇妙なことが起こっていたことが明らかになった。最初の入居者のチョン氏は自殺し、2番目の入居者のパク氏は癌で亡くなった。また、4番目の入居者のチェ氏はそこでセーター工場を運営していたが、従業員9人のうち4人が亡くなった。さらに、チェ氏は悪夢に悩まされ、体重が30kg近く減ったが、地下室を出た後に突然健康が回復した。このため、地域には‘ウンアムドンの怪談’という噂が広まり、一部の住民は引っ越しまでした。

事件発生から3日後、ソウル警察庁科学捜査センターのパク・ヒチャンチーム長が遺体の指紋採取に成功し、捜査は転機を迎えた。被害者は1997年5月に行方不明になった55歳の女性だった。彼女は妹に「お金を受け取りに誰かに会いに行く」と言った後、姿を消していた。借用証には‘ジュ・サンチョル’という名前が書かれており、地下室の3番目の入居者であったキム氏がその時期に一時的にスペースを貸していた人物がまさにジュ・サンチョルだった。

ジュ氏は住民登録が抹消された状態で、行方が分からなかった。捜査チームは彼が無俗人になり、カマク山のある神社で祈っているという情報を受け、遺体発見から2週間後に逮捕した。ジュ氏は容疑を素直に認めた。

彼は借りた1200万ウォンを返せず、口論の末に近くにいた鉄棒で殺害したと供述した。その後、冬のコートで遺体を包み、キムジャンビニールに入れた後、階段下に隠したと述べ、教会の工事現場から盗んだセメントと砂で密封したという。

イ・ヒョヌは「想像するだけでも恐ろしい」と舌を巻き、ホン・ジミンは「家族の立場では血が逆流し、耐えられない気持ちだっただろう」と言い、ジュ氏の犯行に対する怒りを隠せなかった。

彼の供述とは裏腹に、国立科学捜査院の解剖結果はさらに衝撃的だった。被害者が完全に死亡していない状態でセメントに覆われ、酸素不足で窒息死した可能性が指摘された。ホン・ジミンは「これはあまりにも残酷だ」と涙を浮かべた。

検察は借金逃れを目的とした強盗殺人の容疑でジュ氏を起訴し、無期懲役を求刑した。しかし、ジュ氏は怒りに駆られて瞬間的に犯した偶発的な犯罪だと主張した。裁判所は鉄棒を使用した点、遺体を隠蔽した状況などを基に殺人の故意があったと判断し、懲役15年を言い渡した。ジュ氏は刑が重いと控訴したが却下され、最終的に上告を放棄し、刑が確定した。

これに対し、各種SNSやコミュニティサイトでは「恐怖特集本当に怖い。鳥肌が立つ」、「‘ココム’今日のリアクションが共感できる。過剰に没入してしまう」、「借金関係で人を殺すのか。恐ろしい」、「怪談から犯罪の話。実際の話が尾を引く。興味深い」といった反応が寄せられた。

一方、‘ココム’は3人の‘語り手’が自ら学び感じたことを各自の‘物語の友’に、最も日常的な空間で1:1で伝えるプログラムで、毎週木曜日の午後10時20分に放送される。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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