
SBSのバラエティ番組「ミウナイウリセッキ」、「ドリシンポマン」のアイデンティティが揺らいでいる。二つの番組はそれぞれ未婚男女、再婚男性の話を扱うコンセプトだが、イ・サンミンとキム・ジュンホが再婚後も放送に出演しているためだ。
イ・サンミンは昨年4月30日、10歳年下の非芸能人の妻と婚姻届を提出した。式は別途行わないことにした。キム・ジュンホは13日に公開恋愛中だったコメディアンのキム・ジミンと結婚式を挙げ、夫婦となった。
イ・サンミンとキム・ジュンホの結婚ニュースが伝えられると、「ミウナイウリセッキ」と「ドリシンポマン」の降板の有無にも関心が集まった。シングルが出演する番組のコンセプト上、再婚した人々が出演することは放送の趣旨に合わないからだ。
しかし、二人は結婚後も引き続き該当番組に出演している。
イ・サンミンは「ミウナイウリセッキ」を通じて新婚の家を公開し、キム・ジュンホもこの番組でキム・ジミンとの結婚式の様子を独占公開した。「ドリシンポマン」の収録も予定通り進行している。

シングルの生活を照らす別のバラエティ番組であるMBC「ナホンジャサンダ」の場合、出演者が結婚すると自然に番組を離れている。
俳優チョ・ヘウォンとの結婚を控えているイ・ジャンウが「ファムユーズ」で共に人気を得たチョン・ヒョンム、パク・ナレと旅行に出かけ、「これが最後のようだ」と降板を示唆したのが代表的な例だ。
視聴者の立場からすると「ナホンジャサンダ」と異なる「ミウナイウリセッキ」、「ドリシンポマン」の動きが戸惑いを招くのは当然だ。
シングルの話を扱った番組に再婚した出演者が出て結婚、新婚の家、2世計画を言及することはアイデンティティに合わないという指摘とともに、二人の降板を求める声が日増しに強まっている。
このような状況にもかかわらず、制作陣はイ・サンミンとキム・ジュンホの降板について言葉を控えている。
番組初期から共にしてきたメンバーであるため、出演者を交代することが負担になる可能性がある。特に「ドリシンポマン」の場合、出演者の半分を変えなければならない状況なので、色合いがまったく変わる可能性があるという懸念もあるだろう。
それでも決断を下さなければならない。番組改編であれ新しいコンセプトであれ、続く視聴者の疑問に答える時が来た。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]