
‘トライ:私たちは奇跡になる’が放送直前に出演俳優ソン・ヨンギュの‘酔っ払い運転’が報道される悪材料の中でも、良好な視聴率成績で爽やかなスタートを知らせた。
25日に初放送されたSBSの新金土ドラマ‘トライ: 私たちは奇跡になる’(脚本イム・ジナ/演出チャン・ヨンソク、以下‘トライ’)第1話では、不名誉な引退をしたラグビー界のアイドルスター、ジュ・ガラム(ユン・ギョンサン分)が、失踪3年後に母校であり、万年最下位チームの漢陽高校ラグビー部に新任監督として就任する姿が描かれた。
特にガラムは、漢陽高校の勝利を祈願する高砂にラグビーボールを刺し込み、爽快な‘復帰報告式’を果たした。これにより‘トライ’は最高視聴率4.8%、全国4.1%、2049最高1.46%を記録した。これは同時間帯視聴率1位の記録である。(ニールセンコリア)
ドラマ第1話は‘2012アジアカップラグビー決勝戦’で逆転優勝を導いたラグビースター、ジュ・ガラム(ユン・ギョンサン分)が不名誉な引退の後、3年ぶりに母校の漢陽高校ラグビー部監督として復帰する物語で強烈に始まった。教頭のソン・ジョンマン(キム・ミンソン分)はラグビー部の廃止を推進するが、校長のカン・ジョンヒョ(キル・ヘヨン分)はガラムを監督に立てて反撃に出る。
その中で、ガラムが‘重症筋無力症’を患っていた事実が公開され、衝撃を与えた。ガラムの恩師であり、彼を漢陽高校に呼び寄せた校長のジョンヒョはガラムをなだめ、痛ましさを引き起こした。ガラムの不名誉な引退と失踪は多くの人々に傷として残っていた。

ガラムの復帰は学校内外に大きな波紋を呼び、特にラグビー部のキャプテン、ユン・ソンジュン(キム・ヨハン分)は過去のガラムの突然の引退に対する失望と裏切り感から監督として認めないと対立を深める。元彼女のベイジ(イム・セミ分)も何の説明もなく消えていたガラムの再登場に怒り、対立が高まる。
教頭は副教育監まで巻き込み、ガラムの解任を推進し、ラグビー部を共用空間から排除し、高砂の準備まで押し付けるなどラグビー部を圧迫する。ソンジュンも教頭の誘いに揺れ、ガラムの解任に同意する姿を見せ、緊張感を高める。
しかし、ガラムは第1話の終わりに高砂でラグビーボールを豚の頭ケーキに刺し込み、反撃に出るドーパミンあふれるシーンで第1話を締めくくった。
特にこの日の放送では、放送日になって遅れて‘酔っ払い運転’のニュースが伝えられたソン・ヨンギュが漢陽高校ラグビー部の前監督、キム・ミンジュン役で登場し、視線を集めた。
ソン・ヨンギュは先月19日午後11時頃、龍仁市キフン区から処仁区まで約5kmを飲酒運転した疑いを受けており、その際のソン・ヨンギュの血中アルコール濃度は免許取消(0.08%以上)数値であったと伝えられている。
一方、‘トライ:私たちは奇跡になる’第2話は26日午後9時50分に放送される。
[キム・ミジ スタートゥデイ記者]