俳優イ・ジェウク(27)が初の固定バラエティから入隊に対する考えを明らかにした。
同名の小説を原作としたNetflixシリーズ「タンゴ」は、行方不明だった朝鮮最大の商団の息子ホンランが記憶を失ったまま12年ぶりに帰ってきて、異母姉ジェイだけが彼の実体を疑う中、二人の間に芽生える未知の感情を描いたミステリーメロ時代劇である。Netflixシリーズ「ペーパー・ハウス:共同経済区域」やオカルトドラマ「ザ・ゲスト」、新鮮な設定で注目を集めた「ボイス」を演出したキム・ホンソン監督とApple TV+スリラー「Dr.ブレイン」のキム・ジナ作家がタッグを組んだ。
イ・ジェウクは12年ぶりに帰ってきた商団の息子ホンランを、チョ・ボアはホンランを偽物だと疑う姉ジェイを、チョン・ガラムは民商団の養子ムジン役を担当した。オム・ジウォンは民商団の女主人ミン・ヨニを、パク・ビョンウンは民商団の大房シム・ヨルグクを演じた。
イ・ジェウクは先月13日に初放送を開始したtvNバラエティ「姉の山地直送2」に末っ子メンバーとして参加し、イム・ジヨン、パク・ジュンミョン、イム・ジヨンと呼吸を合わせている。
彼は初の固定バラエティに挑戦した理由を尋ねられ、「私がやっている作品は血が出て展開が早くて、『ファンタジー』はファンタジーがあり、母が4〜5回見ないと理解できないと言っていた。軍隊に行く前に楽なことをしたかった。バラエティは考えていなかったが、『姉の山地直送2』の提案が来て、悩まずに挑戦した」と語った。
続けて「末っ子ポジションに負担があった。だから撮影の時に自分で少しオーバーになってしまうこともある。楽しむために無理をするというわけではなく、辛い時も『ファイティングしなきゃ』という気持ちだった。撮影中に吐いたことがあるが、姉たちが働いているから私も早くまた働かなきゃと思った。それだけ一生懸命やろうと思っていて、そんな姿を姉たちが好きだと言ってくれた」と撮影の感想を伝えた。
また彼は「イム・ジヨン姉と特に仲良くなって、安否を尋ねる。周りでも実の姉よりイム・ジヨン姉に似ていると言われる。私の実の姉も本当に似ていると思う」と冗談を言った。
現在Netflixシリーズ「クルアルバ」を撮影中のイ・ジェウクは、今年入隊を控えている。
イ・ジェウクは「今、いろいろ挑戦しているのは、軍隊に行くことになっても自分について調べることが多かったらいいなと思っているので、一生懸命働きたい気持ち」と述べた。
続けて「私は団体生活が好きで、友達と一緒に寝るのも好きだ。社会生活についてもそうだ。私たちの国のすべての青年がする経験だから、私もしたい。行けばいろんな人に会えると思うので楽しみだ」と打ち明けた。
また彼は「軍隊から帰ってきた時にもう少ししっかりした人になりたい」と微笑んだ。
デビュー後すぐに主演をつかんだイ・ジェウクは「私は運が良い。主演をすることだけでも、ずっと撮影することだけでも感謝している。演劇映画科を卒業したが、私より上手な友達も多い。だから常に感謝の気持ちを持っている」と明らかにした。
続けて「素晴らしくて優れた人が多い場所で、私が何をできるのか考えさせられる。今の生活を一生懸命やりたい。演技的に上手くなりたい気持ちだ。私は特出したものではない。背が高いことが長所かもしれないが、みんな背が高い人も多いので長所とは言えない。母の身長が172cmなので、だから母に感謝している」と話した。
最後に「私はすべてのキャラクターに愛情があるが、作品の成功は私が左右できるものではない。『タンゴ』も公開前に心配が多かった。前作が少し微妙だと私も停滞してしまう。マニエリズムに陥ることもあるが、自分でうまく乗り越えようとしている。そういう部分で自分を褒めてあげたい」と述べた。
[ヤン・ソヨン スタートゥデイ記者]