
女優コ・ユンジョンが初オーディションの裏話を明かした。
30日に放送されたtvN『ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック』にはコ・ユンジョンがゲストとして出演した。
この日、コ・ユンジョンはデビューのきっかけについて「私は専攻が演技ではなかった。美術を長くやっていた。大学に通っていた時、写真を専攻している姉が『大学内で応募してみたらどう?』と提案してくれた。『応募すれば全部できるの?』と聞いたら、できた。数日で返事をもらい、表紙モデルに選ばれた」と語った。
続けて「(『大学内』を見て)マネジメント会社から学科事務室に連絡があったと聞いた。一度も考えたことがない道だったので『申し訳ありません』という返事だけをした。学科事務室に『私の連絡先を教えないでほしい』と言ったのに、どうやって連絡がついたのか、代表の方が連絡してきた。(代表の方が)『なぜやってみないと言うのか。とにかくやってみろ』と言ったので『そうだね』と思い、休学して演技の授業を受けた」と説明した。
コ・ユンジョンは「その時が専攻を変える期間ではなかったか。勉強しようと思って、道場を破るように1日に5本ずつ映画を見た。3~4ヶ月の間に何百本見たと思う」と言い、皆を驚かせた。続けて「私は『タイタニック』を大学生の時に見た。そこに夢中になってメイキング映像を探してみると、このシーンを撮るために楽しそうにお互いに相談している場面が印象的だった。絵は一人で描かないか。もしかしたら俳優でなくても映画を作る人の中の一員になりたいと思った」と語った。
コ・ユンジョンの初オーディションは映画『パラサイト』だった。役はチョ・ヨジョンが演じた娘の役だった。コ・ユンジョンは「夢のように明確に覚えていなくて、芸能人を見るように不思議だった」と振り返った。続けて「(ポン・ジュノ監督が)チョ・ヨジョンに似ていると言ってくれた。チョ・ヨジョンの娘役なので似ているといいなと思って、私が最終候補の一人だったと言われた」と裏話を伝えた。
コ・ユンジョンは『ムービング』で人気を得たことについて「以前は『ドラマをよく見た』という言葉よりも『ファンだ』という言葉をよく聞いた。その後は『ムービング』をよく見たという話を一番多く聞いた」と誇らしげに語った。
また、コ・ユンジョンは俳優生活について「今は本当に楽しい。普段『知らないことは薬だ』という考えを持っていたが、少しずつ現場で知ることが増えてきて『知っても楽しいんだな』と感じている。だから次の現場が心配というより、ワクワクして期待している」と微笑んだ。
続けて「毎日撮影しながら寝ることもできず、海外撮影も多くて休みたいと思ったが、撮影が終わって4日寝たらまた働きたくなった。仲間たちと熱心に演技し、みんなで何かを作り出すのがとても誇らしくて楽しかった。だから別れるのが嫌だ。必ず作家さんたちが最後の台本に『これまで本当にお疲れ様でした』と書いてくれる。私はそれを消して『トゥ・ビー・コンティニュー』と書いておく。すぐにまた働きに行きたい」と笑った。
[イ・セビン スタートゥデイ 客員記者]