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「すべてはキャロットのおかげ」…‘10周年’セブンティーン、K-POP初の潜水橋入場の日 [MK現場]

Seunghun Ji
入力 : 
2025-05-25 20:48:47
セブンティーンがデビュー10周年記念ステージを潜水橋で展開した。これはK-POPアーティスト初の試みだ。写真|プレディスエンターテインメント
セブンティーンがデビュー10周年記念ステージを潜水橋で展開した。これはK-POPアーティスト初の試みだ。写真|プレディスエンターテインメント

「キャロット(セブンティーンのファンダム名)がいなければ、初めてのことはできなかったでしょう。」

グループセブンティーンがK-POPアーティスト初の潜水橋公演の主役となった。漢江の上の涼しい風、そして花火まで、すべてがセブンティーンのための日のように完璧だった。

25日、ソウル市西区盤浦洞に位置するセビッ島周辺では、セブンティーンのデビュー10周年を記念した大規模オフラインイベント「ビーデイパーティ」が開催された。このイベントは23日からこの日までの3日間にわたり、国内外のファンはもちろん、一般市民や観光客も一緒に楽しめるパーティの場として設けられた。

イベントは大きく二つに分かれて行われた。セブンティーンに関連するさまざまな体験ポップアップスペース「ビーデイパーティ」と、彼らのステージ「バーストステージ」で構成された。

午後5時まで行われたポップアップイベント「ビーデイパーティ」に続き、イベントのメインイベントである「バーストステージ」が午後7時30分から行われた。メンバーが直接登場する唯一の時間のため、現場で待機していたファンは興奮を隠せなかった。

正式な公演会場ではない現場即席ステージによる混雑のため、観客の入場がやや遅れることもあった。そのため、予定された時間より約25分遅れて公演が始まった。さらに、一部のファンは公演を見るために漢江のヨットを借りて観覧する姿も見られた。この他にも、予期しない緊急事態に備えて漢江警察隊のパトロール艇も参加し、イベント周辺を守った。

潜水橋での公演が開催されるのは史上初である。2023年4月に高級ブランドルイ・ヴィトンのファッションショーが行われたことを除いて、特別なイベント、さらにはK-POPアーティストがここで公演を行ったことは一度もない。セブンティーンがその始まりを切ったという点で意義が大きい。

公演のため、ハイブはソウル市未来漢江本部、西区と協力して潜水橋での開催を決定した。それに伴い、潜水橋はこの日午前7時から26日午前4時まで通行止めとなる。

セブンティーンデビュー10周年イベントが行われたセビッ島。写真|プレディスエンターテインメント
セブンティーンデビュー10周年イベントが行われたセビッ島。写真|プレディスエンターテインメント
セブンティーンデビュー10周年イベントのステージが設置された潜水橋。写真|ジ・スンフン記者
セブンティーンデビュー10周年イベントのステージが設置された潜水橋。写真|ジ・スンフン記者

公演現場はまさに壮観だった。車両と歩行者の移動通路だった場所には数千個のプラスチック椅子が敷かれ、大規模なコンサート会場を連想させた。ステージ観覧席だけで6000席が用意され、座席を確保できなかったファンは盤浦漢江公園内に設けられた中継席(イェビッゾーン、スタンディングゾーン、ピクニックゾーン)で楽しむことができた。

セブンティーンは公演の最初のステージで、翌日に公開する正規5集「ハッピーバースデー」のタイトル曲「サンダー」を初公開した。ステージの裏でメンバーは「ファンがいなければ潜水橋初の公演はなかった」と感謝の意を表した。続けて新曲をプロデュースしたメンバーのウジは「10年間音楽を作ってきて『私はもうダメなのか』と思ったが、ある瞬間インスピレーションが稲妻のように来た」と述べ、「そんな音楽なのでそのまま聴いてほしい」と期待を寄せた。

セブンティーンは新譜収録曲「HBD」をはじめ、「ホット」、「エイプリルシャワー」、「私たちの夜明けは昼より熱い」、「今君を探しに行く」、「ロックウィズユー」など、主に明るい雰囲気の曲を選曲し、ファンの盛り上がりを引き上げた。

続けてメンバーは最後のコメントの時間を通じて「つい最近デビューしたような気がするのに、もう10周年だ。ここ(潜水橋)で公演するのは本当に奇跡のようなことだ。10周年を一緒に祝おう!」とファンへの感謝の気持ちを叫んだ。

その後、セブンティーンは「一緒に行こう」、「音楽の神」、「アイズオンユー」、「アジュナイス」などでファンのためのアンコール的なステージを残し、終わりの挨拶をした。

セブンティーン。写真|プレディスエンターテインメント
セブンティーン。写真|プレディスエンターテインメント

今回のポップアップには、セブンティーンの歴史を振り返る「セブンティーンヒストリーゾーン」、「メンバーに祝福メッセージを残すインタラクティブメッセージゾーン」、正規5集のマーチと10周年記念公式応援棒が販売される「正規5集マーチゾーン」、スタンプツアー完走者のためのフォトカード交換所など、さまざまなプログラムが用意された。

2015年5月にデビューしたセブンティーンは、今年で10周年を迎えた。所属事務所プレディスエンターテインメントを含め、親会社ハイブの観点からもセブンティーンは核心グループとして位置づけられ、国内外で人気を博している。

セブンティーンの10周年を記念して、セビッ島以外にも来月1日まで元曉・ワールドカップ・行舟大橋がローズクォーツ、セレニティで点灯される。所属事務所ハイブの社屋外壁には「SEVENTEEN WILL CHALLENGE ETERNITY(セブンティーンは永遠に挑戦する)」という文言がラッピングされ、近隣の公園はフォトゾーンに変貌した。さらに、現代ソウルアイコニックゾーンをはじめとする都心のあちこちや釜山、大邱、光州、大田などの国内主要都市、アメリカ、日本、中国の観光名所にも彼らの10周年とカムバックを知らせる大型屋外広告が掲示される。

セブンティーンは26日午後6時に正規5集「ハッピーバースデー」を発売する。「ハッピーバースデー」は新たな可能性が爆発するセブンティーンの再誕生を示すアルバムで、タイトル曲「サンダー」を含む全16曲が収録されている。メンバーはデビュー後初めて13人全員のソロ曲を収録し、世界的なアーティスト兼プロデューサーのファレル・ウィリアムスをはじめとするさまざまなミュージシャンとのコラボレーションなど、異なる音楽的試みを予告した。

[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]

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