“アトピーコンプレックスだったが、認めたら大丈夫”

俳優シン・ウンス(23)が‘告白の歴史’で初恋のときめきを届けた。
ネットフリックス映画‘告白の歴史’は1998年、19歳の少女パク・セリが人生最大の告白を前に、永遠のコンプレックスである悪性のくせ毛を直すための作戦を計画している中、転校生ハン・ユンソクと絡み合いながら繰り広げられる青春ロマンスを描いている。公開から3日で620万視聴数を記録し、グローバル映画(非英語)部門で3位を獲得した。
シン・ウンスは今回の作品で成功率0%のプロ告白者パク・セリを演じた。
シン・ウンスはグローバル3位の感想を尋ねられ、“感謝しています”とし、“とても楽しく、本当に大切な作品です。こうして結果も良く出て気分が良くて幸せです”と明らかにした。続けて“これまでやってきた役は落ち着いてシニカルな役が多かったが、初めて明るくエネルギーのある私の別の姿をお見せできたと思います”と語った。
シン・ウンスは‘告白の歴史’のシナリオを見て“私が最も大きく感じたのは幸せ”とし、“シナリオを見たときも気持ちの良い幸福感を感じました。可愛くて愛らしく、私がこれまでやったことのないキャラクターなので期待感もありました。だから見る方々が私のように幸せや気持ちの良さを感じてくれることを願っていました”と話した。
シン・ウンスは‘告白の歴史’のセリが自分にとても似ていると言った。
彼は“セリは私とシンクロ率が高かった。私に最も似ていて、あなたの姿がよく見えると言われた。セリを演じるときはずっとエネルギーの高い友達だけど、私はずっとそうではない。家に帰ると気絶する方だ。セリは基本的にエネルギーが良い友達なので現場ではずっと引き上げようとした”と告白した。
続けて“私は現実でも面白いタイプより笑う方だった。リアクションをたくさんした。そういう点でセリと似ていたと思う。友達がセリをからかわなかったか。私もそうだった方だ”と学生時代を振り返った。
また現場の雰囲気が良かったとし“撮影中に私の高校時代をたくさん思い出した。友達とも撮影前からご飯を食べながら親しくなった。撮影のときは遊ぶように休憩時間にいたずらをしたりした”と打ち明けた。

8歳年上のコンミョンとのカップル呼吸についても言及した。
シン・ウンスは“年齢差に対する負担はなかった。コンミョンお兄さんが本当に上手に受け入れてくれた。とても明るく性格が良いのでみんな友達のように撮影した”とし、“私は多く頼っていた。ほぼ初めて主人公を演じたので、どうしても負担になり、うまくやらなければならないという考えもあったが、お兄さんがやりたいようにできるようにしてくれた。演技に集中できるようにしてくれた。やはり先輩だという思いがした。素敵だった。本当に忙しいときも熱心に台本を準備してきて、本当に素晴らしい人だと思った”と感謝の気持ちを伝えた。
コンミョンとのラブシーンについては“ユンソクとのくすぐったい甘いシーンが初めて感じた初恋の感情がよく入っていると思った。とても初々しくてときめいて記憶に残る”とし、“キスシーンをする時はくすぐったい雰囲気を続けて撮影しようとした。お兄さんがとても上手にリードしてくれた。監督もとても良いと言ってくれた”と恥ずかしそうに話した。
シン・ウンスの初恋はどうだったのだろうか。
彼は“私は幼稚園の時に公式カップルだった。私たちは当然隣の席だった。みんな私たちの席を空けておいた。事実上すでに付き合っていた。彼の叔母が好きな女の子に指輪をあげるように言ったが、私にくれた。とても幸せだったが、彼が転校してしまった。だから悲しかった記憶がある。幼稚園の時が一番ロマンティックだった”と冗談を言った。
続けて“セリが不思議なのは、私は告白が得意ではない。悩むことが多い。しかしセリは心が行くままに言いたいことを嫌味なく素直に表現するのが上手だ。そういうのを見て羨ましかったと思う”と語った。
方言演技については“方言の先生に多く助けてもらった。台本を丸ごと暗記したが、暗記したものを変えるのがもっと難しかった。ずっと間違えると同じ意味なのに違う言葉で言えることを先生が教えてくれたので流動的に演技した”とし、“先生が‘よくやった’と言ってくれて誇らしかった。だから力を出すことができた”と説明した。

くせ毛がコンプレックスのセリのようにシン・ウンスは過去にアトピーでストレスを受けていたそうだ。
シン・ウンスは“肌が敏感で赤ちゃんの頃からアトピーがあった。学業時代には体にもアトピーがあって半袖を着るのが恥ずかしかった時期があった”と告白した。
続けて“今はだいぶ良くなったが、ある瞬間自分を受け入れた時があった。認めたら大丈夫になった。今は肌の管理を一生懸命して小麦粉をあまり食べない。自然なことが良いということに気づいた。そして私の個人的な悩みだけで、人々はそれほど私に関心がないということに気づきながら大丈夫になったと思う”と付け加えた。
シン・ウンスは2016年映画‘隠された時間’でデビュー後、ドラマ‘輝くスイカ’ ‘照明店’、映画‘怪談晩餐’ ‘人狼’などで活躍した。
彼は“最近考えているのは、私がジャンル物をほとんどやったことがない。アクションもやったことがないのでやってみたい。もう少し深い演技もしてみたい”と願った。
[ヤン・ソヨン スタートゥデイ記者]