歌手キム・ボムスが自身の初の公演実況映画でデビュー25周年のフィナーレを飾る。
6日午後3時50分、ソウル市広場区ジャヤンドンのロッテシネマ建大入口では、キム・ボムスの初の公演実況映画「キム・ボムス25周年コンサートフィルム:旅行」の記者懇談会が開かれ、高恩京・イ・ジュヒョン監督、キム・ボムスが出席した。
「キム・ボムス25周年コンサートフィルム:旅行」は、4月にソウルを皮切りに釜山、大田、オーストラリア、カナダなど12の都市で開催されたキム・ボムスデビュー25周年記念ツアーコンサート「旅行、ディ・オリジナル」の熱気をスクリーンに収めたコンサート実況映画だ。
この日、メディア配信試写会後にステージに上がったキム・ボムスは「たまたま俳優になった歌手キム・ボムス」と自分を紹介し、「個人的に自分の作品が映像であれ応援であれモニターすることを非常に恥ずかしく思う人間だ。だから自分の顔をスクリーンで見つめること自体がとても恐ろしいし恥ずかしかった」と語った。
続けて「しかし映画を見ているうちに、後には自分の顔よりもそのストーリーやエピソードが聞こえ始めた」とし、「私が1時間30分の間、逃げ出さずに見ることができた理由は、その方々のエピソードと私の歌が重なり合って作り出した痕跡、そしてその方々のエピソードが映画の主人公だという考えからではないかと思う」と付け加えた。
映画の中の感情演技が目立つという言葉に、キム・ボムスは「『スタッフと制作陣が用意してくれた食卓にスプーンを一つ置いた』というファン・ジョンミン俳優の受賞感想が有名ではないか。実際、その時は『あんなに演技が上手いのだから、ただの言葉だろう』と思っていた。しかし私が本当に何もしていないのに、豊かに感情演技をしたかのように撮影してくださり、雰囲気を作ってくださった。結果的にうまくいったと思うので、二人の監督に功を帰したい」と述べた。
これに高恩京監督は「キム・ボムスはビジュアル歌手ではないか。私はキム・ボムスの顔だけを見て撮影した。だんだんイ・ビョンホンに見えてきた。歌を流して内面の演技を見せてほしいと言ったら、非常に美しく指先を動かしていた。その時『キム・ボムスは演技に欲があるんだな』と気づいた。今後もビジュアル歌手として顔を信じて出て行ってほしい」と冗談を言って笑いを誘った。
特に「キム・ボムス25周年コンサートフィルム:旅行」にはイ・ビョンホンが特別ナレーションで出演し、注目を集めている。彼は映画の中で25年間という時間の中でキム・ボムスと共に生きてきたファンのさまざまなエピソードを読む役割を担っている。
キム・ボムスはイ・ビョンホンがどのようにナレーションに参加することになったのかという質問に「以前、イ・ビョンホンが結婚する時に私が祝歌を歌い、(所属事務所の)BHエンターテインメントの代表の祝歌も私が歌ったので、相互扶助、品あいで(してくれた)」と笑いをこぼした。
続けて「映画には本当に私の古いファンのエピソードが含まれている。私はその方が(癌で)苦しんで再発した話をずっと聞いてきた。勇気を出してエピソードを送ってくださった分、真摯な声でお届けしたいと思った」と付け加えた。
キム・ボムスは1999年にデビューしてから25年間、訴求力のある声と爆発的な歌唱力で大衆の心を打ったボーカリストだ。「会いたい」、「終わりの愛」、「一日」、「悲しみの活用法」、「過ぎ去る」、「現れる」など数多くのヒット曲を持っている。
25年間活動してきた自分にどんな話をしてあげたいかという質問に、キム・ボムスは「私は自分に厳しい方だ。だからどんなに良い成果を出しても、自分を褒めたことがなかったようだ。だから今回は25年間よく生きてきたし、今年もよくやったと言ってあげたい」と述べた。
また「私は今年計画がたくさんあった。歌手として25年間活動したことが素晴らしいので自慢したいというよりは、その間私を愛してくださった方々にプレゼントを贈りたくて、正規アルバムも発表し、ツアーも回った。実際、この映画は計画にはなかった。しかし今年、私に大きな幸運が訪れるような気がする。今年私が準備していたプロジェクトのフィナーレを年末に公開できることができて、本当に祝福であり光栄だ」と微笑んだ。
最後にキム・ボムスは映画を見る予定の観客に向けて「この映画は私が主人公の映画ではないと思う。25年間私の歌を愛してくださった、歌に込められたエピソードのすべての話だと思う。ファンのエピソードは4〜5個しか載っていなかったが、私の歌にエピソードを持っている方々がこの映画を見れば、大切な時間を振り返ることができるのではないかと思う。その方々に小さなプレゼントになればいいなと思う」と願いを表した。
一方「キム・ボムス25周年コンサートフィルム:旅行」は11日にロッテシネマで単独公開される。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]