
女優ソン・イェジンが過去の演技人生を振り返り、「20代には戻りたくない」と率直に語った。
21日、YouTubeチャンネル「ヨジョン・ジェヒョン」には、パク・チャンウク監督の新作「どうしようもない」の主演ソン・イェジンがゲストとして出演した。
この日、ソン・イェジンとチョン・ジェヒョンはデビュー作MBCドラマ「美味しいプロポーズ」について言及した。ソン・イェジンは「今考えると見られない」とし、「今でもその姿を見るのが恥ずかしいほど演技ができなかった」と語った。
彼女は「撮影をしてみたが、『これは違う』と思う環境があった。当時オーディションのようなものを受けていたが、実際その時の演技と言えば学生時代に学んだ些細なことしかなかった。映画学科でもあった」と述べた。
チョン・ジェヒョンはこれに対し「学んだからといって全てがうまくいくわけではなく、テクニック的なものは生まれ持ったものではないかと思った」と言い、ソン・イェジンは「テクニックもなく、今見るととても不自然だ」と謙虚に語った。
チョン・ジェヒョンはまた「ドラマは本当に大変そうだ。疲れ果てないか」と尋ねると、ソン・イェジンは「本当に私たちの昔はメイクを落とす時間もなかった。髪を洗う時間もなかった。そうやって数年間、ほぼ20代は全部そう過ごした」と青春スターとして過ごした全盛期を振り返った。
チョン・ジェヒョンは「今の作品が10年の間にかかったものは何作品あるのか」と尋ね、ソン・イェジンは「私は20代には正直戻りたくない。それくらいだった」と率直に語り、注目を集めた。
彼女は「20代は自分がやりたいことをしているにもかかわらず、すごく上手くやりたい気持ち。人々の視線の重圧。そしてスケジュールをこなさなければならない自分の体力。これらすべてがうまくいかないので、本当に手が震えた」とも語った。
さらに「考えてみると、その時期、20代前半に撮影した作品が今でも語られているが、それを意図したわけでもなく、観客が好きになるだろうと思ったわけでもなく、演技が上手だと認められようとしたわけでもなかった。初恋のイメージとして残るとは思ったこともなかった」と付け加えた。