
「2025年8月15日午前7時48分、ここで会いましょう」
「ドキュ3日」特別版が今日(22日)家庭のテレビ視聴者を訪れる。
22日午後10時、KBS2「ドキュメンタリー3日特別版-アバウトタイム:10年前への旅72時間」が放送される。
時事教養番組「ドキュメンタリー3日」は3年前に終了したが、最近オンラインコミュニティやSNSで過去の女子大学生2人とカメラ監督の10年前の約束が再注目され、熱い関心を集めている。
当時「ドキュメンタリー3日」安東駅編で列車旅行中だった女子大学生2人はカメラ監督に「ドキュメンタリーを必ず撮ってください。10年後に」と言った。これにカメラ監督は「その時も私がこの仕事をしているでしょうか?」と反問した。女子学生は「2025年8月15日、ここで会いましょう」と言い、カメラ監督は「そうですね、約束」と言って小指を絡めた。
そのカメラ監督は先月28日、SNSに「10年前に約束したその日が近づいている。行きますか?行きませんか?」という投稿をして話題を呼んだ。これにネットユーザーは「ロマン合格」「この機会にドキュ3日が再び復活してほしい」「とてもドキドキ!ロマンチックだ」といった反応を見せた。

約束の日、先月15日に旧安東駅広場には多くの人が集まった。その日の約束が守られるかに関心が集中した。
しかし、制作陣が出会いのために待っていた先月15日午前7時37分頃、「KBSドキュ」YouTubeライブ放送のチャット欄に「旧安東駅広場に爆発物を仕掛ける」との書き込みがされ、騒動が起きた。通報を受けた警察は市民を避難させ、捜索に乗り出したが、爆発物は発見されなかった。その後、警察は脅迫者を追跡し、ソウル東大門区の自宅で高校生A君を公然脅迫の疑いで逮捕した。
その中で「ドキュ3日」PDのSNSには「72時間は今もロマンだった」という投稿と共に写真が掲載され、関心を集めた。
あっという間に過ぎた10年。その間、約束の場所であった安東駅は廃駅となり、3人の約束を記録した番組は2022年3月以降、編成終了となった。2015年安東駅での偶然の出会いで結ばれた3人の約束は守られるのか。その結末は「ドキュメンタリー3日特別版」で確認できる。
「ドキュメンタリー3日特別版-アバウトタイム:10年前への旅72時間」は22日午後10時に放送される。
[ヤン・ソヨン スタートゥデイ記者]