
俳優ソン・ヨンギュが4日午前、亡くなっているのが発見された。享年56歳。
4日、京畿道用人東部警察署によると、この日午前8時頃、京畿道用人市のある住宅団地内の車両の中でソン・ヨンギュが亡くなっているのを知人が発見し、通報した。現場では遺書は発見されなかった。
1970年生まれのソン・ヨンギュは1994年、子供ミュージカル「マトルドサ」でデビューし、その後映画「公共の敵2」、「願い」、「極限職業」、ドラマ「メリー大邱攻防戦」、「ゴールデンタイム」、「応答せよ1988」などに出演した。特に「極限職業」ではリュ・スンリョンのライバルである麻薬班「チェ・班長」役を務め、「シン・スティーラー」として注目を集めた。
映画とドラマを行き来しながら活発に活動していたソン・ヨンギュは最近、飲酒運転の疑いで物議を醸した。6月19日、用人市キフング区で知人たちと酒を飲んだ後、約5kmの距離を酔った状態で運転した疑いで不拘束送致された。
飲酒運転の疑いが7月25日に知られると、彼は出演中だった演劇「シェイクスピア・イン・ラブ」から降板した。また、ドラマSBS「トライ」とENA「アイショッピング」側は「ソン・ヨンギュの出演シーンを最大限編集する」との立場を示した。
故ソン・ヨンギュの遺族はダボス病院葬儀場(英文学医療財団)特1号室に設けられた。喪主には二人の娘と妻が名前を連ねた。発葬は6日午前8時、埋葬地はハムバク山追悼公園である。
※うつ感など話しにくい悩みがある場合や、周囲にこのような困難を抱える家族・知人がいる場合は、自殺予防相談電話 ☎ 109 または自殺予防SNS相談「マドレーン」で24時間専門家の相談を受けることができます。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]