
所属事務所アドアとの専属契約の争いを抱えているグループニュージンズが、インチョン空港本部税関の広報大使活動を終了する。
15日、インチョン空港本部税関によると、税関側は広報大使として活動していたニュージンズとの契約について、アドアとの合意に基づき終了することを決定した。
インチョン空港本部税関は昨年3月にニュージンズを広報大使に任命し、活動期間は1年だった。昨年3月、インチョン空港の入国審査場に設置されていたニュージンズのバナーが撤去されたことにより、ニュージンズの契約終了に関する話が一度浮上したが、その際税関側はこれを否定し、ニュージンズ側と契約延長の有無について議論していると明らかにしていた。
ニュージンズの契約終了は、昨年4月に発生したミン・ヒジンアドア前代表とハイブ間の対立の影響と見られている。これを理由にニュージンズの活動に制約が生じたということだ。
業界では、ニュージンズの空席をエスパやアイブなどの他の有名ガールグループが埋めるだろうと見ている。

ニュージンズは昨年11月、アドアの専属契約違反を理由に契約が解除されたと主張し、独自の活動を開始した。これに対し、アドアが提出した「企画会社の地位保全及び広告契約締結等禁止」などの仮処分申請について、裁判所は認容決定を下した。メンバーたちは控訴したが、これも受け入れられず活動を中断した。
これに関連して、アドア側は「ニュージンズの所属事務所であることを再度明確に確認していただく控訴審の決定があった」とし、「メンバーたちが再びニュージンズという元の場所に戻り活動するきっかけになることを願っている」と公式見解を発表した。
一方、ニュージンズ側は「すでに信頼が崩壊し、戻れない川を渡った。依頼人(メンバーたち)と相談しなければならないが、簡単ではないだろう」と合意について線を引いた状態だ。