歌手兼俳優のハニが恋人のヤン・ジェウンとの結婚を延期した後、心境を明かす。
先月30日に放送されたMBNのバラエティ番組『オ・ウンヨン ステイ』の放送の終わりには、第3回の予告編が流れた。
映像には、ハニがオ・ウンヨン博士と会うために、慶尚南道のハドン郡にある双溪寺を訪れる様子が収められていた。スニーカーに軽いトレーニングウェアを着たハニは、登山用のバッグを背負って門を開けた。普段は舞台で華やかなスタイリングを披露している彼女は、化粧をしていない素朴な素顔で登場し、注目を集めた。
移動中のタクシーの中でも、ずっと真剣な表情をしていたハニは、制作陣とのインタビューで「これじゃなかったのに?私はずっとこれだけを信じて走ってきたのに、じゃあ私は今どう生きればいいの?」と戸惑いを表した。
ハニは昨年9月、精神科医のヤン・ジェウンと結婚する予定だった。二人は2022年から公開恋愛を続けていた。しかし、結婚を控えた昨年5月、ヤン・ジェウンが院長を務める病院で患者が死亡する事件が発生し、論争が広がる中で結婚延期を決定した。
遺族は、病院側が腹痛を訴える患者に適切な応急処置を行わず放置したとして、関連医療従事者を業務上過失致死及び業務上過失致死の疑いで刑事告訴した。ヤン・ジェウンも告訴された。
警察は昨年10月、韓国医師協会に医療過失の有無、死亡原因などについての鑑定を依頼したが、協会側の返答が遅れ、今年1月に捜査を中止した。すると遺族が2月に異議を申し立て、警察の捜査が再開された状況だ。
このような中、人権委員会は昨年3月の調査を通じて、診療記録の虚偽作成または幇助行為があったと報告し、ヤン・ジェウンを含む関係者5人を大検察庁に捜査を依頼した。当時、ヤン・ジェウン側は「自への隔離・強迫措置の適正性とその手続きの違法性については現在警察の捜査が進行中であり、強制捜査権のない人権委員会の調査と決定だけではそれが適正でなく手続き上の問題があるということが確認されたとは言えない」とし、不服申し立てを進める意向を示した。
ヤン・ジェウンを巡る論争が続く中、ハニは出演予定だった番組から自ら降板するなど静かに時間を過ごしてきた。
これまでEXIDのイベントには参加していたが、内情を明かすことはなかった中で、『オ・ウンヨン ステイ』を通じてどのような話を聞かせるのか、オ・ウンヨン博士がどのようなソリューションを提供するのか、興味を引く。
『オ・ウンヨン ステイ』は毎週月曜日午後9時10分に放送される。