
クローンのク・ジュンヨプ(56)は、台湾のスターであり妻であった故ソ・ヒウォン(シュー・シーイェン)を見送った中、韓国に戻らず、妻の墓がある金宝山近くへの移転を考慮しているという報道が出た。
台湾メディアETtodayなど現地の報道によると、19日に「約2ヶ月前、ク・ジュンヨプが金宝山近くの新築アパートを見に来た」という地域住民の証言を伝えた。このアパートは自然景観が優れた郊外に位置しており、一部の世帯からは金宝山の全景が見えるとされている。
ただし、実際の分譲の有無は確認されていない。ソ・ヒウォンの母親は「そんな話は聞いたことがない。ただ、ク・ジュンヨプがヒウォンを本当に愛している」と伝えた。

先月12日にも、彼女は痩せたク・ジュンヨプの姿が写った写真を公開した。その時の写真の中のク・ジュンヨプは鎖骨と首の骨が見えるほど痩せており、痛ましさを引き起こした。義母は「私の婿ク・ジュンヨプはヒウォンを恋しがり、日が経つにつれて痩せていく」と説明を添えた。
ク・ジュンヨプとソ・ヒウォンは1998年に約1年間交際した後、別れた。その後、ソ・ヒウォンは2001年に中国人実業家ワン・ソビと結婚し、1男1女をもうけたが、2021年に離婚した。この知らせを受けたク・ジュンヨプはソ・ヒウォンの昔の番号に連絡を取り、劇的に再会した二人は2022年に結婚した。
ドラマのような二人の愛は熱かったが、悲劇を避けることはできなかった。ソ・ヒウォンは昨年2月、日本旅行中に急性肺炎で亡くなり、ク・ジュンヨプは食事を取らず、大きな悲しみに沈んだ。それでも毎日妻の遺骨が安置されている金宝山を訪れ、妻を称える銅像を制作している。
ク・ジュンヨプは妻を見送る際に「言葉では表現できない悲しみと苦痛の中で、腸が切れるような痛みの時間を過ごしている」と心情を明かした。