
ユーチューバーのアオリ(33、本名:キム・ミニョン)が施術後に全身あざだらけになったと告発した中、該当病院の皮膚科が提起した虚偽事実に基づく損害賠償訴訟で勝訴した。
16日、あるメディアは法曹界の言葉を借りて、アオリを相手に虚偽事実を流布したとして13億ウォンの損害賠償を請求したソウル江南のある皮膚科病院の請求が却下されたと報じた。メディアによると、病院側に暴言を吐いたアオリの元夫ソ・ジュウォンだけが200万ウォンを賠償することになった。
以前、アオリは2021年に自身のSNSやYouTubeなどを通じて「病院で健康注射を受けて全身にあざができた」とし、「その後、適切な補償を受けられなかった」と問題提起した。
これに対し、病院は「虚偽事実の流布」として訴訟を提起した。しかし、裁判所は病院が言及したアオリの11の立場について「虚偽事実とは見なせない。病院側の請求には理由がない」と判示した。
裁判所は「施術同意書にあざに関する説明が不十分であり、病院側がその注射を『健康注射』として宣伝した状況もある」とし、「アオリの表現は虚偽事実ではない」と判断した。
さらに、病院長ではなく病院長の娘が施術中に止血を手伝った事実、返金に対する消極的な対応、予想施術時間を大幅に超過した点などもアオリの主張と一致すると見なした。
病院側が提起した名誉毀損の刑事告訴も不起訴処分となった。

アオリの元夫ソ・ジュウォンの場合、双方の対立が深まる過程でSNSに「論点をぼかすな、クソ野郎。韓国にお前のような医者が存在することが驚愕だ」と書いたことが問題となった。裁判所はこれを侮辱的表現とし、罰金刑を言い渡した。
アオリはチャンネルAのデーティングプログラム「ハートシグナル」の出演者であり、カーレーサーのソ・ウォンと2018年に結婚したが、4年後に協議離婚した。当時、アオリはソ・ジュウォンの不倫による離婚だとし、ソ・ジュウォンの恋人を相手にした不倫相手訴訟で敗訴した。
アオリはオンラインショッピングモールモデル出身で、現在は「ロアール」というショッピングモールを運営している。現在、サンドボックスネットワークに所属し、事業家、ユーチューバー、インフルエンサーなど多様に活動している。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]