
ウェブトゥーン作家ジュ・ホミンが、自身の息子を児童虐待した疑いで起訴された特別支援教師A氏が控訴審で無罪を言い渡されたことについて心境を明らかにした。
ジュ・ホミンは13日、自身のYouTubeチャンネルのコミュニティ掲示板に「今日、私たちの子供に対する情緒的児童虐待事件について2審判決があった」と投稿した。
続けて「2審裁判所は虐待の有無を扱うのではなく、それを証明する証拠の法的効力を中心に判断し無罪を言い渡した」とし、「今回の結果は私たちの望みとは異なったが、裁判所の決定を尊重する。検察が上告の可否を検討中であると聞いており、私たち家族はその過程を静かに見守るつもりだ」と付け加えた。
ジュ・ホミンはまた「表現が難しい障害児の虐待をどうやって証明できるのか…いまだに答えを見つけられず、心は重い」とも吐露した。
その上で「当分の間は静かに家族のそばにいるつもりだ。少し席を外しても、送ってくださった心と応援は忘れない」とし、当分の間活動を中断する意向を示した。
A氏は2022年9月、京畿道龍仁市のある小学校の教室でジュ・ホミンの息子に「癖が非常に悪い。嫌でたまらない。お前が嫌だ。私もお前が嫌だ」と発言するなど、被害児童を情緒的に虐待した疑いを受けている。
13日、水原地裁刑事控訴6-2部(裁判長キム・ウンジョン)は、児童虐待犯罪の処罰等に関する特例法違反などの疑いで起訴された特別支援教師A氏の控訴審判決で、罰金200万ウォンの宣告を猶予した1審判決を破棄し、無罪を言い渡した。
原審はジュ・ホミン側が息子の外套に録音機を入れて学校に送った後に録音した「隠し録音」について、ジュ・ホミンの子供が自閉症である点を考慮し例外的に証拠能力を認めた。しかし、控訴審裁判所は「通信秘密保護法に違反した『公開されていない他人間の会話』に該当するため、これを証拠として使用できないと判断した」と見なした。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]