トロット歌手チャン・テヒが「アートテイナー」として存在感を示した。
チャン・テヒは最近、ソウルの聖心女子大学運正キャンパス博物館で開催された「2024 チャン・ギョンフィ個展『神秘的な流れ』」の企画に参加した。
チャン・テヒは今回の展覧会を通じて、自身の芸術的哲学と情熱を表現し、観客と芸術をつなぐ意義ある場を開いた。チャン・テヒは「芸術は人々に慰めとインスピレーションを与える強力な道具である」という信念のもと、観客が作品を通じて共感し、芸術の中で喜びを感じられるように今回の展覧会企画に積極的に参加した。
チャン・テヒは「芸術は単なる鑑賞ではなく、人と人をつなぐ橋でなければならない。今回の展覧会は私にとって別の挑戦であり、『アートテイナー』として私ができることの拡張を示す機会だった」と述べた。
チャン・テヒは重要無形文化財第57号イ・ホヨン名唱の弟子で、2009年に京畿民謡競唱大会で京畿道知事賞を受賞した後、歌手に転向した。2010年に1stアルバム『Modern Trot(モダン・トロット)』を発売しデビューし、その後『Play Trot(プレイ・トロット)』、『ハンオバクニョン』、『興』、『思い出のソヤ曲』、『故郷のお兄さん』、『釜山の娘』などを発売し活発な活動を展開した。
特にMBC『歌謡ベスト大祭典』新人歌手賞や『第15回大韓民国伝統歌謡大賞』女性新人賞、『第16回大韓民国伝統歌謡大賞』女性優秀賞などを受賞し才能を認められ、2021年にはTV CHOSUN『ミストロット2』に出演し「トロットディーバ」として注目を集めた。
このようにチャン・テヒは音楽から出発した芸術的感覚をさまざまな分野に拡張し、新たな挑戦を続けている。チャン・テヒは今後も単にステージ上で歌う歌手にとどまらず、大衆と芸術的な交流を分かち合い、新しい価値を創造する「アートテイナー」として存在感を確立していく見込みである。