コメディアンのジヨンオクが5回の詐欺被害を経て再び立ち上がっている近況を公開した。
25日に放送されたMBNの教養番組「特種世界」にはジヨンオクが出演し、近況を公開した。
ジヨンオクは1988年から1990年までKBS2の「ショービデオジャッキー」のコーナー「スリーラン夫婦」に出演していた。当時、ジヨンオクはスリーラン夫婦の家主「ジ氏おばさん」キャラクターで出演し、「部屋を出て行け!」という流行語をヒットさせ、全盛期を迎えた。
当時は放送とイベントが休む暇もないほど続いていた。しかし、コメディプログラムが徐々に消えていく中、新たな突破口を探すために試みた投資が毒になった。ジヨンオクは「知人たちに詐欺のようなことをたくさんされた。回数にして5回ほどだった」とし、「外に出なかった。本当に誰とも連絡を取らなかった。とても辛かった」と当時を振り返った。
彼は「映画製作が中止になってはいけないと思いお金を貸したが、結局は消えてしまいみんな逃げた。また、ある大規模なライブカフェに興味があり、直接出向かずに投資だけしたが、ある日知人が行ってみると名前とオーナーが変わっていた。確認してみると、投資金を受け取った人がカフェを売って失踪していた。知人の頼みで高利貸しの保証まで立った結果、家を失うことになった」と訴えた。
続けて「頼れる場所が全くなかった。母に状況を話すと、家を売って借金を全て返済し、小さな家を用意してくれた。その後、対人恐怖症とうつ病が生じ、誰とも会わず、家の外にも出なかった。このような時期が5〜6年続いた」と打ち明けた。
ジヨンオクの母は現在、認知症と診断され、介護施設に入所している。ジヨンオクは「知人に詐欺に遭って苦しんでいた時、助けてくださり、家まで売ってお金を足してくださった。当時私はそのすべてを当然のことだと思っていた。母に対する感謝の気持ちからも良くしてあげなければならないのに、今になってそのことを考えるようになった。『お母さん、本当にごめんなさい』と言いたいが、今はその意味を理解できない。これがとても胸が痛い」と涙を見せた。
現在、ジヨンオクは知人が貸してくれた土地に移動式木造住宅を建て、縁のない田舎に拠点を移した。農作業を学びながら新しい生活を始めた彼は、介護施設にいる母を訪れ、「健康になったら一緒に住もう」と家に連れて帰り、一緒に過ごしたいという願いを明らかにした。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]