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「君が好きだ」…‘難病診断’のソン・ジュンギ、チョン・ウヒの告白に微笑む(‘マイ・ユース’)

LEE Dakyum
入力 : 
2025-09-20 08:38:41
‘マイ・ユース’。写真lJTBC
‘マイ・ユース’。写真lJTBC

‘マイ・ユース’のソン・ジュンギがチョン・ウヒの告白に笑顔を見せた。

JTBCの金曜シリーズ‘マイ・ユース’(脚本:パク・シヒョン、演出:イ・サンヨプ、コ・ヘジン)第5、6話では、ソヌヘ(ソン・ジュンギ役)とソン・ジェヨン(チョン・ウヒ役)の心が通じ合った。別の人なら我慢できなかったことを「ソヌヘ」という理由で理解する自分に、ソン・ジェヨンは心を自覚した。「君が好きだ」というソン・ジェヨンの無邪気な告白は、辛い一日を過ごしたソヌヘを再び微笑ませた。「世界が少し美しいね」と明るく笑うソヌヘのエンディングは、切ないときめきを加えた。

この日、ソヌヘとソン・ジェヨンのキスの余波は大きかった。考え込んでいたソン・ジェヨンは、モ・テリン(イ・ジュミョン役)に知り合いの話のように悩みを打ち明けた。普段とは違って恋愛の悩みを口にするソン・ジェヨンの変化に気づいたモ・テリンは、「私を振った人が執着してくるのは逆に良くない?」と核心を突いた。ソヌヘはしばらく連絡しないでほしいというソン・ジェヨンの言葉にも、会いたい気持ちはどうしようもなかった。ソヌヘは無計画に電話をかけて約束を取り付けた。ソン・ジェヨンはソヌヘを見て、自分の心が勝手にドキドキするのを抑えた。

ソヌヘは子供の頃に学校に行ったことも、ドキュメンタリーに出演したことも、ソン・ジェヨンに何度でも会うためだと言い、「会う人がいなければ、私と会ってみない?」と告白した。初恋が大切だった分、ソヌヘとの関係を簡単に変えることができなかったソン・ジェヨンは告白を断りながらも申し訳なかった。ソン・ジェヨンの真心に、ソヌヘは「友達2」以外の何かを1番にしてくれれば十分だと微笑んだ。

告白は断られたが、二人の関係は以前とは変わっていた。映画‘灰で作られた世界’の3部作の原作版権延長契約のためにフィルエンターテインメントを訪れたソヌヘは、自分のせいでスタッフと争っているソン・ジェヨンを見て怒りを覚えた。聞かなくてもいいことを聞くのも腹立たしかった。ソン・ジェヨンはそんなソヌヘの態度に心が痛んだ。ソヌヘがどのように生きてきたのかを横で見守ってきたソン・ジェヨンは、何も知らない人々の口にソヌヘの人生が上がるのが耐えられなかった。

思いがけず6年ぶりの強制休暇を受けたソン・ジェヨンは自分を振り返った。ソヌヘのことを忘れようとすればするほど、頭の中は逆に彼でいっぱいになった。結局、ソン・ジェヨンは他の人なら我慢できなかったことをソヌヘという理由で受け入れる自分に、彼への気持ちを自覚した。

その時、ソヌヘに危機が訪れた。韓国では珍しい「アミロイドーシス」と診断されたのだ。ソヌヘは淡々といつ死ぬのかを尋ね、明日かもしれないし10年後かもしれないという医者の言葉に心を乱された。先の見えない状況に落ち込んだソヌヘの前にソン・ジェヨンが現れた。しばらく間を置いて「君が好きだ」と告白するソン・ジェヨンの無邪気な顔に、ソヌヘはなぜか笑みがこぼれた。

19歳のソヌヘに会ったら、「人生は結局賭けみたいなものだ。過度に多くを得る日もあれば、これでいいのかと思うほど失う日もあるだろう。君はおそらく多くを失い、少し得る日がほとんどだろう」と言ってあげるだろうとソヌヘ。未来が不透明な病を診断された日、予想もしなかった「初恋」ソン・ジェヨンの告白は彼にとって光だった。「世界が少し美しいね」と明るく笑うソヌヘの姿は、切ないときめきを呼び起こした。

一方、‘マイ・ユース’は毎週金曜日午後8時50分に2話連続放送される。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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