『百回の思い出』が公開された人物関係図と手紙の紹介だけで、絡み合った感情の迷路を明らかにした。
9月13日に初放送されるJTBCの新土日ドラマ『百回の思い出』(脚本:ヤン・ヒスン、キム・ボラム、演出:キム・サンホ)は、1980年代、100番バスの案内嬢ヨンレとジョンヒの輝かしい友情、そして二人の友人の運命的な男性ジェピルを巡る切ない初恋を描いたニュートロ青春メロドラマだ。
携帯電話もインターネットもなかったあの時代、心を伝える方法は公衆電話一本と手紙数枚だけだった。『百回の思い出』はその純粋だった方法をそのまま呼び起こし話題を集めている。
公式ホームページに公開された手紙が青春の告白を文字にしたなら、8日に公開されたスチルカットはその心が染み込んだ瞬間を目線とシーンで伝え、切ない片思いの物語が展開される。
#1. ホ・ナムジュンに向かう二人の少女の心、キム・ダミとシン・イェウン
清雅運輸100番バスの模範案内嬢コ・ヨンレ(キム・ダミ役)と新入案内嬢ソ・ジョンヒ(シン・イェウン役)は、単なる同僚を超えて夢と日常を分かち合う友人だ。ヨンレが「あなたは私にとって天が与えた贈り物であり、本当に奇跡のような友達だ」と友情を告白し、ジョンヒが「それでも私はあなたをとても愛している」という素直な心の内を打ち明けた手紙は、二人の関係をよく示す部分だ。しかし友情と嫉妬、愛と切なさが交差する瞬間、運命的な人物ハ・ジェピル(ホ・ナムジュン役)が登場し、亀裂が始まる。ヨンレはジェピルに向かって片思いのときめきを育んでいき、ジョンヒはそんなヨンレを見つめながら複雑な感情に揺れる。三人の心がどこに向かうのか、5日後に迫った初放送に期待が高まる。
#2. キム・ダミに向かう二人の男性の視線、キム・ジョンヒョンとイ・ウォンジョン
しかし、視線の先がいつもヨンレに留まっている二人の男性がいる。正確にはジョンヒョン(キム・ジョンヒョン役)とマ・サンチョル(イ・ウォンジョン役)だ。友人コ・ヨンシク(チョン・ソンウ役)の妹である彼女を常にそばで見守ってきたジョンヒョンは、外見上は軽妙な冗談を言うが、実は温かい心を隠して「背の高いおじさん」を自任している。一方、ジェピルの友人サンチョルは「ダンムジ」というあだ名の通り単純・無知・勝手だが、ミーティングの場でヨンレを見た瞬間、一目惚れしてしまう。ヨンレの片思いの矢印はジェピルに向かっている中、彼女を取り巻く二人の男性の視線が加わり、「片思いの名所」らしい物語が完成し、彼らの愛の行方に対する好奇心に火をつける。
#3. ホ・ナムジュンの手紙、受取人は誰?!
『百回の思い出』の魅力はジェピルの手紙にある。「見ていても恋しい、また会いたい君」という文で始まる彼の文章は甘くも切ない。しかし、実際に誰に宛てた手紙なのかはベールに包まれている。公開されたヨンレ・ジェピルのツーショットは切ない片思いのときめきを、ジョンヒ・ジェピルのツーショットは微妙な緊張感を表し、視聴者の解釈をさらに多様にする。ドラマコミュニティには「手紙の主人公はヨンレなのか、ジョンヒなのか」という推測が相次ぎ、「手紙からすでに青春メロドラマの物語が完成している」という反応が寄せられた。放送前から「片思いの名所」という別名が付けられた理由だ。
制作陣は「公衆電話や手紙など、その時代のアナログ感性が生み出す多様な感情線が作品の中心になる」とし、「誰もが共感できる片思いの瞬間が視聴者の心を打つだろう。残り少ない初放送まで多くの関心と期待をお願いしたい」と述べた。『百回の思い出』は人生のヒット作メーカーであるヤン・ヒスン作家とキム・サンホ監督が意気投合した作品。『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』の後続として、9月13日午後10時40分にJTBCで初放送される。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]