
文化体育観光部が偏った判定および操作の論争に巻き込まれたSBSのバラエティ番組‘ゴルデニョ’の調査に乗り出す。
4日、業界によると文化体育観光部は2日に提起された‘ゴルデニョの偏った判定および編集操作疑惑を調査してほしい’という苦情を傘下機関であるスポーツ倫理センターに送付し、これに関連する調査に着手した。
先に苦情を申し立てたA氏は‘ゴルデニョ’Gリーグ決勝戦(8月27日放送)に関連して判定および規則適用の公正性に重大な疑問が提起されたとし、特に試合記録に記載された後半12分の警告シーン(ワンダーウーマン・マシマユ)が本放送と公式YouTubeの‘フルバージョン’のどこにも公開されていない点、適用規則が統合的に公開されていないため判定根拠の事後検証が困難な点を核心問題として指摘した。
続けて“バラエティ形式であっても、ルール・審判・記録が整った瞬間からは試合は公的信頼の領域に入る”とし、“調査過程では制作陣が通知・運営した適用規則が実際の試合で一貫して適用されたかどうかを確認する必要がある”と付け加えた。
‘ゴルデニョ’は昨年8月27日にFCクチョクチャンシンとFCワンダーウーマンの決勝戦を放送した。当時の試合はFCクチョクチャンシンが2対1で勝利し、創団初の優勝を手にした。
しかし放送後、FCクチョクチャンシンの選手たちが相手チームのエースであるマシマユを抑えるために腕を引っ張り無理なタックルをするなど、粗いファウルを試みたが、警告カードが出されなかったという偏った判定の疑惑が浮上した。
制作陣は同月30日に試合記録を公開したが、マシマユが後半12分に警告を受けた事実が明記され、さらに大きな論争を引き起こした。特にマシマが警告を受けたシーンは本放送とYouTubeに公開された全体の映像にも出てこなかったため、操作疑惑が浮上した。
‘ゴルデニョ’は2021年にも操作疑惑に巻き込まれたことがある。当時制作陣はゴールの得失順を変更する編集で論争の中心に立ち、最終的にSBSは演出陣の交代を実施し“初心に戻り心機一転する”と謝罪した。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]