パク・ウォンサンとイ・ミドの中年の救済ロマンス『ポラロイド』がやってくる。
22日夜12時に放送されるMBN特集単幕劇『ポラロイド』(脚本:キム・ジンファン、演出:ソン・ビョンジョ)は、余命宣告を受けたタクシー運転手ドクジュン(パク・ウォンサン)と、使い捨て扱いを受けるカラオケ助手ジョンスク(イ・ミド)の物語を描いた感情的メロドラマだ。古びた自動販売機をきっかけに偶然絡み合った二人が、お互いの傷を抱きしめながら、儚く流れる時間の中で永遠に残る一瞬を作り上げていく過程を深く穏やかに描く予定だ。
ドクジュン役を務めるパク・ウォンサンは、映画『7番房の贈り物』、ドラマ『不良な家族』などを通じて幅広い演技スペクトラムを示した韓国代表の実力派俳優だ。今回の作品では、死を前にして人生の意味を探し求める人物の感情を淡々としながらも繊細に描く見込みだ。
ジョンスク役のイ・ミドも、ドラマ『ポクッサクソッスダ』や映画『私たちの生涯最高の瞬間』など、さまざまな作品で印象的な演技を披露し、独自の存在感を示した俳優だ。単幕劇『ポラロイド』では、粗野に見えるが繊細な心を持つ人物を演じ、別の演技の変身を予告している。
『ポラロイド』はロッテシナリオ公募展の受賞作であり、韓国コンテンツ振興院の制作支援を受けて作品性が公式に認められた。商業性と芸術性を兼ね備えたウェルメイドの単幕劇として評価されており、視聴者に長い余韻と温かい感動を同時に伝えることが期待されている。
制作陣は「『ポラロイド』は単なる中年メロを超え、人生と死、そして人間関係の本質についての問いを投げかけるドラマ」とし、「パク・ウォンサンとイ・ミドの俳優の密度のある感情演技が融合し、視聴者に重厚な慰めを伝えるだろう」と伝えた。
人生の終わりに咲く中年の最後のロマンスを描いた単幕劇『ポラロイド』は、8月22日金曜日の夜12時にMBNで放送される。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]