
過度な先行学習で「学習バーナウト」が来た「モクドンキッズ」の挑戦学生が登場する。同じモクドン出身で「同郷」のMC全賢武はこれに激しく共感する。
27日午後7時50分に放送されるチャンネルAのバラエティ番組「ティーチャーズ2」には、高校進学後に惨憺たる成績で母親と衝突している「モクドンキッズ」の高1挑戦学生が登場する。
挑戦学生は英才教育を修了し、学校生活に外部活動まで完璧な模範生だったが、高1の初めての試験で見たこともない成績にショックを受けていた。英語の記述式問題は40点満点中10点を取り、半分も取れなかった。
挑戦学生の母親は息子の成績に「中学校と高校の勉強の差が大きい。英語もきちんとやらなければならないと言わなかったか」と叱責した。結局、息子は「こんな時間に課題評価をする方がマシだ」と我慢していた怒りを爆発させた。結局、母子の会話は互いに傷を受けたまま終わってしまった。
また、学習塾の問題で母子の対立はさらに深刻化した。挑戦学生の母親は挑戦学生が「自分で勉強する」と言ったため、2年間塾を中断した。しかし惨憺たる成績に母親は再び塾の話を持ち出した。すると挑戦学生は「中1の時、母が先行学習をしろと直接言ったが、その時からすべてがこじれた。楽しかった数学に興味を失った」と学区の教育熱によるプレッシャーを感じていたことを打ち明けた。
挑戦学生は「中2の時に微積分の先行学習をしたが、いつも『先行クラスのビリ』だった。母は先行をやめるつもりはなかった」と過度な先行学習に学業バーナウトまで来たことを告白し、席を立った。挑戦学生は微積分、幾何、確率統計、数学1、数学2まで何度も先行学習をしたが、数学に対する興味だけを失った状態だった。
その様子を見た「モクドンキッズ」全賢武は「私が通っていた時と全然変わっていない。4人が集まって個別指導を受けた。他の友達は科学高校に行くほどなのに、私は数学の実力がまったく足りなかった。だから授業を理解したふりをして『演技』した。母の期待があったから…」と挑戦学生が感じたプレッシャーに共感した。
挑戦学生の母親は「(息子は)幼い頃から勉強の吸収力が良かった。先輩の母たちが高校数学を先行しなければ他の科目に余裕が生まれないと言い、息子も先行をさせても文句を言わずにうまくやるだろうと思った」と息子の心の内に驚いた様子を見せた。
そうして問題点が明らかになる中、チョ・ジョンシクは「先行ストレスは理解できるが、内申成績が学区のせいだというのは共感できない」と挑戦学生が抱える問題の真の原因を予想した。
内申で崩れ落ちた「モクドンキッズ」挑戦学生の真の問題点とそれを突破するソリューションは27日(日)午後7時50分に放送されるチャンネルA「成績をお願い:ティーチャーズ2」で確認できる。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]