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“私は殺人を犯していない”...‘ココム’, 死刑囚オ・ヒュウングの遺族に会った

LEE Dakyum
入力 : 
2025-07-10 16:55:08
‘ココム’. 写真lSBS
‘ココム’. 写真lSBS

‘ココム’で歴史的な大逆転の殺人事件が公開される。

10日に放送されるSBSのバラエティ番組‘尾を引くその日の話’(以下‘ココム’)の第183回は‘特集:ザ・リアル’の最終回で、再審専門の弁護士パク・ジュンヨンとチャン・ソンギュが語り手とリスナーとして‘死刑囚オ・ヒュウング50年の叫び’を放送する。チャン・ソンギュの他に俳優リュ・スヨンとエスパのウィンターもリスナーとして登場する。

この日の放送は、法曹界で伝説のように語り継がれる最大の逆転殺人事件が公開されるということで注目を集めている。特に‘ココム’の制作陣が50年ぶりに初めて彼の遺族を公開する予定だということで、彼らのストーリーに関心が集中している。

この日の話は1974年に発生した‘インチョン新興市場一家族殺人事件’を扱っている。当時、夫と二人の子供を殺害した疑いで妻チュ・ジョンスク(仮名)と隣人の男オ・ヒュウングが逮捕される。

二人の自白によりスムーズに進行していた事件は、検察に移るとオ・ヒュウングが無実を主張し逆転を迎える。オ・ヒュウングは“拷問による虚偽の自白だった”と告白し、事件は元の地点に戻り、チュ・ジョンスクはすべての犯行はオ・ヒュウングが行ったと否定するに至る。

相反する主張の中でチュ・ジョンスクが極端な選択をし、再び事件は大混乱に陥り、結局殺人の証拠が発見されないままオ・ヒュウングの死刑が執行されてしまった。当時、死刑を前にしたオ・ヒュウングの最後の遺言は“私は殺人を犯していません”だった。

これに再審弁護士パク・ジュンヨンは直接事件を再構成し、‘ココム’の制作陣はインチョン地域を2週間以上徹底的に探り、50年間姿を消していた死刑囚オ・ヒュウングの遺族を見つけ出しインタビューした映像を公開する予定だ。

リスナーとして登場する俳優リュ・スヨンとエスパのウィンターは、話が進むにつれて衝撃と驚愕を行き来し、ウィンターはオ・ヒュウングの虚偽の自白に“私もあんなに深刻に拷問を受けたら殺したと言うかもしれない”と残念さを表現する。

果たして、50年前の‘インチョン新興市場一家族殺人事件’の犯人として死刑にされたオ・ヒュウングの主張が正しいのか、またその日の事件はどのような経緯を持っているのか、10日午後10時20分に放送される‘ココム’で確認できる。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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