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[インタビュー①] ソ・ジソブ「妻が『広場』を見た後、『大変だったね』と心配してくれた」

Miji Kim
入力 : 
2025-06-12 15:30:31
修正 : 
2025-06-12 15:52:24
ソ・ジソブ。写真|ネットフリックス
ソ・ジソブ。写真|ネットフリックス

俳優ソ・ジソブ(47)が13年ぶりのノワールアクション作品『広場』を通じて成功裏に復帰を果たした。

先月6日に公開されたネットフリックスシリーズ『広場』は、自らアキレス腱を切り広場の世界を去った基準(ソ・ジソブ分)が、組織の2番手であった弟ギソク(イ・ジュンヒョク分)の死をきっかけに11年ぶりに戻り、復讐のためにその背後を暴くノワールアクションである。

ソ・ジソブの初のOTT挑戦作である『広場』は、公開から3日で490万(視聴時間をランニングタイムで割った値)を記録した。韓国をはじめ、ギリシャ、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア、ケニア、チリ、インドネシアなど世界44カ国でネットフリックスTOP 10リストに入り、グローバルTOP 10シリーズ(非英語)部門で2位に輝き、好調を見せている。

ソ・ジソブは12日、ソウル・鍾路区三清洞で行われたインタビューで人気の実感について尋ねられ、「OTT作品は『広場』が初めてなので、実際の反応がどうなのか正確には分からない。ドラマをやると毎週フィードバックが来るが、『広場』はすでに全部公開されているので、『見てくれているのかな?』という思いがある。実感があまりない」と語った。

ソ・ジソブ。写真|ネットフリックス
ソ・ジソブ。写真|ネットフリックス

『広場』を選んだ理由を尋ねると、ソ・ジソブは「個人的にノワールが好きだ。体をぶつけ合うことで出るエネルギーが本当に良い。ノワールジャンルの脚本はたくさん出ているようだが、本当に貴重だ。作品としては1年に1~2本出るかどうかだ。だから『広場』が来たときは本当に感謝した」と答えた。

久しぶりのアクション復帰作だったため、懸念もあった。彼は「年齢も重ねて関節が少し心配だった。幸い撮影中に怪我をせず無事に終わった」とし、「以前アクション作品を撮っていた時とは違って、頭では動作をしているのに、体は半拍遅れている」と率直に告白した。

『広場』のアクションシーンは7~80%をソ・ジソブがこなし、残りはスタントを使用した。ソ・ジソブは「自分がやりたいからといって全部できるわけではなかった。画面上でうまく見えることが重要だった」と話した。どの部分がスタントかと尋ねると、ソ・ジソブは「それは秘密だ」と言って笑いを誘った。

最も力を入れたアクションとして、第4話に登場する多人数のアクションシーンを挙げた。

「今までやったアクションシーンの中で最も肉体的、精神的に辛かったと思います。1週間ちょっとかけて撮影したが、『誰かが怪我しないか』という思いが辛かった。アチャという瞬間に怪我をするので、撮影前にそれを最も気にかけていた。」

ソ・ジソブ。写真|ネットフリックス
ソ・ジソブ。写真|ネットフリックス

シナリオに没入しているとき、自分は誰を最初に排除したいと思ったかと尋ねると、ソ・ジソブは「第4話までは確実にク・ジュンモ(コン・ミョン分)だった」と答えた。

「ジュンモを殺した後、また別の何かがあることに気づくのではないか。ギソクはその時、誰かを殺すことが目的ではなく、自分自身の答えを見つけたのが『この世界は消えない構造』ということだ。自分がやりきって、自分が死ななければ終わらないと思った。だから最後に自ら死の道を選んだのだと思う。」

『広場』の中のナム・ギジュンは多くの人々を排除しながら復讐の血戦を繰り広げる。ソ・ジソブは最も脅威を感じた俳優について尋ねられ、「実際の格闘技選手であるキム・テインさんとやっているときがそうだったと思う。体に触れることそのものとエネルギーが辛かった」と答えた。

ソ・ジソブは2020年、17歳年下のアナウンサー出身のチョ・ウンジョン(31)と結婚した。アクション撮影について妻が心配しなかったかという質問に、「何を撮っているのか話さなかった。作品についてあまり話さない方だ。『広場』を見た後は『大変だったね』と言っていた。苦労しているのを先に見たようだ」と語った。(インタビュー②に続く)

[キム・ミジ スタートゥデイ記者]

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