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パク・チャヌク監督「イ・ジョンヒョンの演技は人をぞっとさせる」(ペンストラン)

YANG Soyeong
入力 : 
2025-05-24 08:14:18
‘ペンストラン’の写真|KBS放送画面キャプチャ
‘ペンストラン’の写真|KBS放送画面キャプチャ

‘ペンストラン’のイ・ジョンヒョンがついに映画監督の夢を叶えた。

23日に放送されたKBS2の‘新商品発売ペンストラン’(以下‘ペンストラン’)では、イ・ジョンヒョンが20代の頃から胸に抱いていた映画監督の夢を実現する瞬間が公開された。本業の演技と歌で頂点を極めたことはもちろん、結婚と出産を経験しながらも手放さなかった映画監督の夢。その夢のために常に最善を尽くして走り続けてきたイ・ジョンヒョンの情熱に、巨匠パク・チャヌク監督も視聴者も応援を送る時間となった。

この日、イ・ジョンヒョンは俳優ではなく監督として全州国際映画祭に参加した。彼女の初監督作品である‘花見に行く’が全州国際映画祭のコリアンシネマ部門に招待された。福祉の隙間に閉じ込められた母娘の物語を扱った‘花見に行く’は、上映会のチケットが完売するなど熱い反応を集めた。「緊張して眠れなかった」と語ったイ・ジョンヒョンは、観客の前で「俳優であり歌手、演出にも挑戦したイ・ジョンヒョンです」と明るく挨拶した。現場には可愛い娘のソアがサプライズで登場し、元気に母の挑戦を応援した。

イ・ジョンヒョンはイ・サンホ監督、ホ・ジンホ監督に続き、全州国際映画祭の今年のプログラマーに選ばれ、観客と出会った。この日、イ・ジョンヒョンのお願いで、韓国を代表する巨匠パク・チャヌク監督が一歩で駆けつけて席を飾った。‘波乱万丈’という短編で縁を結んだイ・ジョンヒョンとパク・チャヌク監督は、今でも親交を続けているという。パク・チャヌク監督はイ・ジョンヒョンのために初めてミュージックビデオの演出も手掛けた。

パク・チャヌク監督はイベントの後、イ・ジョンヒョンのために特別な時間を設けた。イ・ジョンヒョンは自分で作った梅シロップと万能醤油をプレゼントした。普段美食家として知られるパク・チャヌク監督は、イ・ジョンヒョンのおかげで‘ペンストラン’を見守るようになったという。また、パク・チャヌク監督はイ・ジョンヒョンとの初対面、俳優としてのイ・ジョンヒョンの魅力と力、映画監督としての第一歩を踏み出した彼女への心からの応援などを率直に語った。

パク・チャヌク監督は「イ・ジョンヒョンと一緒に仕事をする日が来るとは思ってもみなかった。その時を思い返すと『私にとってイ・ジョンヒョンは天が授けてくれた俳優だ。これは運命だ』と思った」と初対面を振り返った。また「イ・ジョンヒョンは良い意味で普通の人なのに、演技をする時だけは人をぞっとさせる。どうしてそんなに自然に変わることができるのか」とイ・ジョンヒョンの俳優としての長所を挙げた。

パク・チャヌク監督が過去にイ・ジョンヒョンに映画‘花びら’のCDをプレゼントしたエピソードも公開された。パク・チャヌク監督は「映画‘花びら’の中の16歳のイ・ジョンヒョンは韓国映画史に残る名演技を見せた。自分が若かったためその映画を見ることができなかったのが残念だった」と語った。イ・ジョンヒョンは「演技に対する自信がなくなっていた時だったので、大きなプレゼントだった」と感謝の気持ちを伝えた。パク・チャヌク監督は「直接演出も出演もして。短編も上手くやったように長編も一度やってみて」とイ・ジョンヒョンの挑戦に惜しみない応援を送った。

この日、イ・ジョンヒョンが披露した‘クリームを全部変えろ!大葱クリームパスタ’が麺料理対決でメニュー評価団の熱い称賛の中、優勝を果たした。

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