
‘天国より美しい’のソン・ソクグが‘シャツ男’の正体を知った。
12日に放送されたJTBCの土日ドラマ‘天国より美しい’(脚本 イ・ナムギュ、キム・スジン、演出 キム・ソクユン)では、義母パク・ジョングィ(チュ・ミンギョン役)の転生の道を見送るユ・ヘスク(キム・ヘジャ役)、コ・ナクジュン(ソン・ソクグ役)夫婦の姿が描かれた。
ここに、ソンイ(ハン・ジミン役)との悪縁を想起させるハワイアンシャツを着た老人が、刑事出身のカン・ジョング(チョン・ジンガク役)であることが明らかになり、コ・ナクジュンとも異常な縁で絡んでいる人物であることを示唆し、興味を引き立てた。第8回の視聴率は全国6.9%、首都圏7.6%(ニールセンコリア、有料世帯基準)で自己最高を記録した。
義母のことで夫と喧嘩した後、ユ・ヘスクはコ・ナクジュンの冷たい反応に悲しみを感じた。ユ・ヘスクは牧師(リュ・ドクファン役)に心の内を打ち明け、教会で酒饅頭を作っている最中に酔っ払って騒ぎを起こす騒動が起こった。幸いにも支援センターのセキュリティチームに連れて行かれたユ・ヘスクをコ・ナクジュンが見つけ、二人は一緒に家に帰った。
生涯で一度も酒を飲むのを見たことがないというコ・ナクジュンに、ユ・ヘスクは「酒なしで正気でその年月をどう耐えたのか」と言い、日雇いとして生きながら経験した屈辱や義母と一緒に暮らしながら感じた悲しみを思い出した。コ・ナクジュンはユ・ヘスクに再び申し訳なさと気の毒さを感じた。
ユ・ヘスクも変化を誓った。しかし、夫から義母が今後お互いに会うことはないだろうという言葉を最後に去ったという話を聞くことになった。ユ・ヘスクは不安な気持ちを抱え、義母が一人で住んでいる天国の家を訪れた。彼はすでに亡くなっていたが、死を準備する人のように世間の生活を整理していた。息子夫婦には内緒で転生申請をしたのだった。コ・ナクジュンは母が自分と相談もせずに転生を決めたことを心配していた。
しかし、その選択によって母がより幸せになれるという妻の慰めと、人生は繰り返されるものだというセンター長(チョン・ホジン役)の説明が彼の心を動かした。義母は息子と嫁に伝えられなかった真心を伝え、悲しいが冷静に別れを迎えた。
一方、ソンイは何度も怒りを呼び起こすその老人が誰なのか、そして自分が彼の首を絞めた理由が何なのか気になっていた。もしかしたら自分が悪い人かもしれないという恐れさえ押し寄せてきた。コ・ナクジュンもソンイの正体に対する疑問が積み重なっていった。
ソンイは‘シャツ男’に理由のわからない怒りと憎しみを感じていたように、偶然出会った赤ちゃんに触れた瞬間、悲しみを感じて涙を流すこともあった。何よりソンイを初めて出会ったあの世行きの列車で彼を捕まえた自分を今でも理解できなかった。しかし、「まだよくはわからないが、もしかしたらソンイさんのわからない感情のように、私にもそうなる理由があったのではないか…」と複雑な思いを下ろした。
この日の放送は反転を繰り返し、没入度を一層高めた。「本当に祈ればどんな罪でも許されるのでしょうか?私、どうやら罪を犯したようです」と、最初のシーンで悲しい目で祈っていたソンイがコ・ナクジュンを心に抱き始めたことが明らかになった。「好きになってはいけない人を好きになってしまったようです」という彼の予期しない告白に続き、二人が共有した野花の指輪を見つけるユ・ヘスクの姿に注目が集まった。
特に最後のシーンでは、コ・ナクジュンと‘シャツ男’の出会いが描かれ、目を引いた。ソンイの存在を感じることができない老人は、緊急事態に助けてくれたコ・ナクジュンに感謝の言葉をかけた。自分が昔一花咲かせたという自慢話や若い頃に強力班の刑事だったという自慢をしていた彼から‘カン・ジョング’という名前を聞いた瞬間、コ・ナクジュンは衝撃と混乱の中で過去の記憶を思い出し、視聴者の好奇心を最高潮に引き上げた。
JTBCの土日ドラマ‘天国より美しい’は毎週土曜日午後10時40分、日曜日の夜10時30分に放送される。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]